レーサーを積んでサーキットに行くとなれば、本来はトランポに積んでいくのが当たり前ですが、自走で行ける距離であればトランポがなくても意外に大丈夫だったりします!
特に10代のミニバイクレーサーたちの場合は、トランポなんて持っているハズもなく自走が当たり前です。筆者もスクーターレースをやっていた10代の頃はステップボードに大きな工具ボックスを積んでミニバイクコースに行ったものです。
携行缶に入れたガソリンと最低限の工具をディバッグに詰めて行き、現場で保安部品を外せばストリート仕様からサーキット仕様に様変わりです。
ステップに引っ掛けるだけの簡易式スタンドを持って行けば、フルバンク時に擦ってしまうサイドスタンドを外しても自立させられます。
ちゃんとしたレーシングスタンドを持って行きたければこのようにして…。
タイラップで固定するだけで運搬可能に。これぞ若さゆえのアイデア勝利!
持ってないから諦めるのではなく「なければ何とかすればいい」というその精神がまさにバイク乗りの本質とも言えるのではなかろうか!
10代の頃のキラメキのような、不屈のバイク乗り精神だけはいつまでも持ち合わせていたい。
参考 – 岩井サーキット
Writer:
NANDY小菅