“ミラノショー2017で最も美しいバイク”に選出!ドゥカティ「Panigale V4」ファミリーを復習!

1970年代初頭より、L型2気筒エンジン搭載レーサーで世界中のサーキットで戦い、そのテクノロジーをフィードバックした市販車で多くのモーターサイクル・ファンを魅了し続けているドゥカティ。

ところが……

【ミラノショー2017 速報】ドゥカティが「Panigale V4」「Scrambler 1100」などニューモデルを大量に発表!

今回のミラノショー2017で、ドゥカティは次世代スーパースポーツモデルとして、新たにV4エンジンを搭載する「Panigale V4」シリーズを発表したのです。

世界中から注目を集めた「Panigale V4」の発表はドメニカーリCEO&ワークスライダーにより大々的に行われ、喝采を浴びたのでした。

「Panigale V4」が”ミラノショーで最も美しいバイク”に選出!

コチラが、その「Panigale V4」。ミラノショーの期間中に行われた”ミラノショーで最も美しいバイク”コンテストで1位に選ばれたのでした。

このコンテストは、イタリアの老舗モーターサイクル専門誌”Motociclismo”主催によるもの。ショー来場者とオンライン投票の結果、全得票数の61.17%もの票を集めての受賞となりました!

最も美しいバイクに選出されたMVアグスタ「Brutale 800 RR」の2017年モデルがリリース!

ちなみに昨年の同賞は、MVアグスタ「Brutale 800 RR」でした。

「Panigale V4」を復習だ!

さて、あらためて「Panigale V4」を復習しておきましょう!

ドゥカティの次世代スーパースポーツ・モデルとして発表された「Panigale V4」。イタリアンバイクらしく速さと美しさを両立するため、エンジン、車体、電子制御系に最新の技術を投入しています。

最大の注目は、モデル名にも”V4”とある通りのエンジン。エンジン本体は”デスモセディチ・ストラダーレ”と名付けられており、MotoGPマシンである「デスモセディチGP」の技術をフィードバックした90度V型4気筒エンジンです。

ドゥカティのアイデンティティとも言えるデスモドロミック・バルブ機構はもちろんのこと……

ビッグバン・トラクションを生み出す70度位相クランクを採用。

クランクシャフトは逆回転するカウンターローテイティング・クランクを採用。これはジャイロ効果によるウイリー防止や軽快な倒し込みを可能にする、レーシングマシン的な構造ですが、市販車にも採用。

ボア81mmの鍛造ピストン(圧縮比は14)や、ドゥカティとしては初となる可変長ファンネルの採用、また52mmの大径楕円スロットルボディが採用されております。

そして……ご覧のようにカバー類はマグネシウム製!その結果、エンジン本体重量は64.9kgに収められています。

そして、1,103ccのエンジンは、最高出力214PS@13,000rpmと発表されました!恐ろしい……

そして驚かされるのが、1,103ccのV4エンジン搭載車でありながら、車両重量が僅か175kg(乾燥)、装備重量では195kg(後述のスペチアーレ)であり、そして実にコンパクトであること。

それに寄与しているのが、アルミ製”フロントフレーム”。新開発されたV4エンジンを強度メンバーに加えたフロントフレームと、アルミ鋳造リアフレームの構成とされています。

こうして見ると、マスの集中化が徹底して行われていることが分かります。

単純にパワーだけを考えても、一般人が扱える代物ではない「Panigale V4」ですが、こうした正常進化こそが、モーターサイクル好きを納得させてくれるのではないかと思います。

「Panigale V4」ファミリーは現在3車種!

さて、冒頭より「Panigale V4」ファミリーと記載していますとおり、ここまでに掲載した「Panigale V4」のほか……

上級バージョンの「Panigale V4S」をラインアップしています。

前後の足回りが、オーリンズスマートECシステム2.0とアルミ鍛造ホイールとされているのが大きな違いです。

それに、ご覧の「Panigale V4 Speciale(スペチアーレ)」。

現在のハイエンドモデルに位置づけられた「Panigale V4 Speciale」は「Panigale V4S」をベースにトリコロール外装を纏いつつ……

“Acrapovic”製レーシングエキゾーストが同梱されており、なんと最高出力は226PS!カーボン製の前後フェンダー、シリアルナンバー付きの削り出しアッパーブラケット、アルカンタラ製シートを採用しているほか……

スイングアームカバーとヒールガードがカーボン製であり、レバー・タンクキャップなどがレース仕様とされています。

ということで、今回はドゥカティの次世代スーパースポーツモデル「Panigale V4」ファミリーを駆け足で復習してみました!

日本仕様の詳細が出て来ましたら、今度は足回りを中心にご紹介しますね!

参考-ドゥカティ(グローバル)
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。