バイクに乗っている人であれば、一度は不便に思ったことがあるであろう、荷物の運搬。
「かっこいいスポーツバイクに乗りたいが、荷物の持ち運びもスタイリッシュに行いたい」そんなわがままな要望を全てクリアするコンセプトバイクが、Adobeのオンライン展示・共有プラットフォーム「Behance」にて公開されていましたので、ご紹介いたします。
独特のカバーデザインが気になるコンセプトバイク
こちらは、フランス人デザイナーであるMarc Capdevila氏を中心に製作された”Gala 279″というコンセプトバイク。
このコンセプトバイクの最大の特徴は、100L分の荷物が運べるということ。しかしどこにそんなに積めるのか?
まずはこちらの画像を見るかぎり、普通のバイク(いや、正確にはちょっとわかったカバーがついたバイク)です。
しかし、ライダーがおもむろにバイクから降りて、タンク上部をパカッと開いて、まずヘルメットを収納!
おぉ! これは往年の”Nチビ”と同じで、ダミータンクなのですね。
次にサイドカバーを開けると、なんとそこにエンジンは無く、ダンボールが満載されています。
こんなところに、まさかの収納スペース!
「こんなのコンセプトバイクなんだから、どうせ走らないんでしょ?」とお思いの方。
いえいえ、ちゃんと走るんです!
それでは動画をどうぞ!!
また、こういったバイクを製作する場合、プラスチックや鉄を多様することから、金型の先行投資が博大な金額になってしまいますが、”Gala 279″の場合は、外装にコーデュラ・ナイロンを使用しているため、低価格での製作を実現しているのです。
製作風景をみると、かなり本気です!
いかがでしょうか。民間のデザイナーが発表したコンセプトバイクとはいえ、かなりの完成度だと思いませんか。
ちなみに排気量は300ccらしいので、ビジネスやプライベートなど様々なシーンにも十分対応できそうですね。
参考 – Behance