こんなハーレー見たことない!この巨大なフェリングは何だ?

ハーレーと言えば、やはり大きなフェアリングが特徴のアメリカンクルーザーってイメージがありますよね。日本だと通称”やっこカウル”なんて呼ばれて、ハーレーの代名詞的なパーツです。しかし、この写真のハーレー、だからと言ってちょっとカウルの大きさに気合入り過ぎてやしませんか?

1970年代に存在した、その名も「リベレーター」

このフェアリングは1975年に純正オプションとして生産され、リリースされたのはおそらく5,000個も無いと言われている超レアなパーツです。そして、このフェアリングを装着したハーレーは「リベレーター」と呼ばれてました。フロントにはヘッドライトとフォグランプが水平に4つ並んでいて、フェアリング内にも多彩なメーター類が設置されています。日本にも輸入されていて、たまにイベント会場などで見かけることもありますが、まずそう滅多にお目にかかれるものではありませんね。

現行車のハーレーにもそのスタイルが伝承されていた!

実は1977年の生産工場の火災によって型そのものを消失してしまっており、もう二度と新品には出会うことは出来ません。しかし、現在でもその面影を残したハーレーは存在しています。1980年代に入るとリベレーターをイメージさせたフェアリングを装着した「FLT」が登場し、さらに現在では人気車種であるロードグライド(上の写真)がそのフェアリングのデザインを引き継いでいます。そう考えると、影は薄いけれどもリベレーターはハーレーの歴史に大きく貢献したモデルと言っても過言ではないですね。

参考 – Youtube : 1976 FLH LIBERATOR

TSURU

TSURU

モーターサイクル・ファッション誌「UP-SWEEP」の編集長。変に偏ったバイクとファッションの知識を持ち合わせ、物事を哲学的に思考する癖がある。