ホンダ「CBX1000」をアルゼンチン人がカスタムしたらトラッカー風ストリートファイターになった!

日本国内でもお目に掛かる機会が少ないホンダ「CBX1000」。1979年にリリースされた、最高出力105馬力の空冷6気筒エンジン搭載のモンスターマシンでした。

その「CBX1000」にアルゼンチンのカスタムビルダーが現代的な足周りを移植して、見事なストリート・ファイターを製作しました。

CBX1000 by Herencia Custom Garage

製作したのは、メーカーを問わず旧車をベースにしたトラッカーやスクランブラーのカスタムを得意とするアルゼンチンのビルダーHortencia。過去にも、このようなトラッカー「CBX1000」を製作した実績もあります。

そして今回ご紹介するのはコチラ。ノーマルのイメージはシッカリと残しつつも細部にまで手を加えたうえで現代の足周りを導入。エンジン性能に見合った車体としています。

エンジンのオーバーホールはもちろんのこと、足周りには現代の高性能パーツを導入。フレームはブラケットを製作し、各部をリペイントしています。電装系も全てアップデートすることで、実用面でも申し分のないトラッカー風のストリートファイターが完成しました。

安心の現代的な足周り!

注目したいのは前後足周り。フロントにはヤマハ「Fazer 8」の倒立フォークとホイール&ブレーキを一式で流用。これによりパフォーマンスアップを果たしています。

また、ブレーキは「Fazer 8」のために開発された310mmのフローティング・ダブルディスク。キャリパーはワンピース型4ポットの優れものです。

カスタムのハイライトはリア周り。フロントと同じ「Fazer 8」用スイングアームを流用するため、フレームのスイングアームピボットを拡大しつつマウントを新造。ディメンションはそのままに移植を果たしました。

無事に導入された「Fazer 8」用スイングアーム。スイングアーム本体には 16cm 短くする加工が施されされており、それによりオリジナルのディメンションを保っています。リアホイール&ブレーキもセットで流用されています。

左右3本ずつ=計6本出しとされたフルチタン製の排気系も、このマシンの魅力に一役かっています。

現代のパーツとノーマルの融合も!

削り出しで作られたブラケットもハマっています。また、キャブレターはCRに変更する事でオーバーホールの手間を省きつつパフォーマンス向上を果たしています。

ゼッケンプレート風ともとれるミニカウルにはLEDライトを12連装。デジタルメーターはKOSO製品をセレクト。アップタイプのハンドルバー、クランプ、それに(写真では見えませんが)グリップはProTaper製です。

最新の電装パーツを搭載するため、バッテリーはリチウムイオンに変更され、信頼性も向上させています。

それでいてガソリンタンクはノーマルのまま、という”あえて”感も素晴らしいですね!

製作者はアルゼンチンの凄腕!

製作したのはアルゼンチンの凄腕カスタムショップ「Herencia Custom Garage」のGerman Karp氏とFederico Lozada氏。最新パーツとノーマルの良さを融合させたトラッカー風味のストリートファイターを「CBX1000」ベースで作るとは……なかなかやりますな!

参考 – Herencia Custom Garage、撮影 –  Pablo Franco for Cubik Graphic Studio
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。