バイクの未来が垣間見える!ホンダ 「DCT」の専用サイト開設!

斬新な技術やアイディアは日々発表される昨今、インターネットやSNSを通じて驚かされることが少なくありませんが、ソレらが生き残ってスタンダードとなることは、決して多くはありません。例えばバイクの世界では、ターボエンジンやオートマチック・トランスミッションが度々投入されて来ましたが、残念なことにいつの間にか消えてしまいました。

デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)

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そんな今、世界中で販売好調なホンダ「CRF1000L Africa Twin」に搭載されたことで大きな注目を集めている技術があります。

ホンダが開発を続けている「デュアル・クラッチ・トランスミッション(以下DCT)」です。マニュアルトランスミッションのダイレクト感はそのままに、クラッチ操作とシフト操作からライダーを解放し、高次元のスポーツライディングや利便性を提供する新機構です。

それでは「DCT」の魅力を紹介する専用ウェブサイト「Honda DCT」が開設されたのでご紹介しましょう。

「Honda DCT」からのメッセージ

幸せをもたらさない技術は、いらない。退屈な走りになるなら、こんな技術はつくらない。「DCT」それは、バイクをもっと自由にする技術。それは、あなたに自由を与える翼。バイクの未来は、ここからはじまる。

ユーザー目線で開発を続けているこがよく伝わるメッセージです。

つなぎ目のないスムーズな変速を実現

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それでは「DCT」とは何かを簡単にご説明いたしましょう。「1-3-5速用/発進用クラッチ」と、「2-4-6速用クラッチ」という2つのクラッチ(デュアル・クラッチ)を備えています。写真の赤い部分が1-3-5速用/発進用クラッチ+各ギア、青が2-4-6速用クラッチ+各ギアです。

「1-3-5速用/発進用クラッチ」はインナーメインシャフトを介して、「2-4-6速用クラッチ」はアウターメインシャフトを介して、メインシャフト上のギアと繋がっています。これらを電子制御により制御して、つなぎ目のないスムーズな変速を実現する、二輪車としては世界初の技術です。

構造を知りたい方は「HONDAテクノロジー図鑑」をチェック

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今回、開設されたウェブサイトを訪れると、ホンダの「DCT」に込めた想いが、素敵な音楽と映像を通じて伝わってきます。が、それはあくまでも「DCT」への導入部分。ここで技術に興味を持った方は「HONDAテクノロジー図鑑」をご覧ください。わかりやすい図例えば上図のような)を用いて、構造を解説してくれています。

技術に特化した専用サイトの開設は稀だと言えます。将来は多言語化して、世界中の二輪ファンに情報を発信していく予定だそうです。そんな姿勢からもホンダの本気が伺えます。DCTが今後より多くの車種に浸透して行くものと思われますので、皆さんもぜひ、「Honda DCT」を覗いて、バイクの未来を見てみてくださいね!

参考 – ホンダ、Youtube : Honda | DCT | デュアル・クラッチ・トランスミッション 

Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。