日本在住のバイク好きにとっては、モーターショーと言えば「東京&大阪モーターサイクルショー」でしょうが、世界規模で見れば、世界最高峰の格式を備えたモーターサイクルショー「INTERMOT」ではないでしょうか?
2016年のINTERMOTは10月5日から開催!
開催地はドイツ・コローニャ、期間は2016年10月5日~10月9日。コチラがロゴマーク。バイク専門誌の記事などで、ご覧になった方もいらっしゃるのでは?
モーターサイクルショーですので、当然のことながら展示会場の大半はバイクメーカーの出展です。それに加えて、子ども向けのバイク体験コーナーをはじめ、来場者を楽しませてくれる多数の催しが企画されます。
さらに一般のバイクファンが興味を持つのは、展示会場だけでなくカスタムコンテスト!
カスタムコンテストのエントリー車両例
ハーレー好きの間では有名な「No Limit Custom」、「Fred Kodlin」、「Hell´s Kitchen Choppers」に加えて、当サイトでもBMW R100 Turboを紹介したことのある「Kingstone Customs」、それにここで紹介する「Walzwerk Racing」などなど、多士済々のカスタムビルダーによる作品が出展されます。
ここでは、今回のショーの目玉とされる「Walzwerk Racing」が製作したカスタム車両を紹介しましょう。ベースとなったのは、2015年式のDucati Scramblerです。
フロントフォークはDucati Panigale用のオーリンズを加工して装着。リアショックもオーリンズですが、ワンオフのブラケットを介してスペシャルスプリングを装備しています。前後ホイールはOZ-Racingのマグホイールをセレクト。
しっかりと足回りを強化したのは、エンジンもチューニングしたため。ピストンやバルブ、カムシャフトに加え、クランクシャフトが変更・加工され、パフォーマンスの向上を果たしています。
製作者のMarcus Walz氏。1967年生まれの49歳。ハーレーからドゥカティ、自転車からクルマまで、あらゆる乗り物のカスタムを手掛けてきました。外装だけのカスタムに留まらず、サーキットも楽しめる「走れるカスタム」にも定評があります。
WEBサイトには意味アリ気なイラストも掲載!
カスタムコンテストのウェブサイトには3種類のイラストも掲載されていましたので、この実車が出展される可能性は高いと思われます。
筆者としては、メーカーブースの新車情報も楽しみですが、カスタムコンテストも興味深々です。注目の情報が入りましたら、追ってご紹介いたします!