薄っぺらい!レア車「JAWA 350」ベースのスプリントマシンが斬新過ぎる!

見るからに異様な雰囲気を漂わせるバイクですよね。こちらはドイツで開催されるレースに参加するスプリントマシン。今回は、今回は、この風変わりなバイクについて紹介しましょう。

JAWAスプリントマシン

真横からよりも、上からのアングルが一番、このバイクを特徴付けますね。薄型煎餅にタイヤを付けたような実に風変わりなカタチをしています。こちらのJAWAスプリントマシンは、ベルリンに居を構えるカスタムショップ「Urba Motor」が製作した一台です。上記したように、「Glemseck 101」というイベントのレースに参加するために造られたスプリントマシンです。

ところでJAWA350って何?

JAWA 350

JAWAというバイクメーカーには、あまり聞き覚えがないかもしれませんが、チェコスロバキアの老舗バイクメーカーになります。「JAWA SPRINT MOTORCYCLE」は、この「JAWA350」という1964年製のバイクの空冷2気筒350ccエンジンのみを流用し、その他の全てのパーツをワンオフで製作しました。

Glemseck 101というレースについて

しかし、「JAWA SPRINT MOTORCYCLE」のような異様なバイクが出場するレース「Glemseck 101」とはどういうものなのか説明しましょう。

ドイツ南部にあるLeonbergという街で開催されるイベントで、最もクレイジーなカスタムバイクが集まることでも知られています。この競技に参加するのは16のチームとなります。出場するバイクは2気筒限定、最大排気量は1,200ccとなります。このレースが他のレースと一線を画しているのは、スピードだけでなく、そのスタイルも重視されるところにあります。審査員のジャッジと一般の投票で、最速マシンの他に最高のデザインの一台が決定されというわけです。

なるほど、この異様なデザインのバイクが必要とされるのもわかる気がします。

ディテールを紹介

エンジン以外は全てがワンオフという車体は、車重が僅かに90kg、ブレーキはリアのドラムだけという、見た目だけでなく、思い切った仕様となっています。搭載された1964年製のJawa製空冷2気筒、350ccエンジンは18馬力を発揮するとのことです。

この1964年製のエンジンで、現行のBMW 「RnineT」やトライアンフ「スラクストンR」などと戦うことになるそうです。無茶を通りこしていると思いますが、この件に関して「Urba Motor」の代表ピーター・ダネンベルグ氏はこう語っています。

スプリントレースでは遅い方が、ギャラリーに見てもらえるからね!

なるほど、スプリントレースでありながら、ギャラリーの注目を集めることのほうが重視されているわけです。スピードがなんぼのもんじゃ!と言ったところでしょうか。

「EASY」と命名

この斬新すぎるデザインは、デザイナーのヘンリー・シュルツ氏によるものだそうです。ライディングポジションも異様なものがありますね。

23インチのSM Proのリムが使用されており、グリップはRed Wingの革巻きでシートはC.ベンダ氏の手によるものとのことです。このバイクは、由来こそ不明ですが、「EASY」と名付けられました。この程度のバイクを造るのは造作もないとか、そういう意味なのでしょう。それとも、もっと深い意味があるのでしょうか。現段階ではヴェールに包まれたままです。

しかし、一度見たら忘れられない独特なフォルム…横風に弱そうな気もしないこともないですが、斬新なデザインというのは、ワクワクしますよね。この「EASY」がレースで活躍することに期待しましょう。

参考 –  JAWA SPRINT MOTORCYCLE BY URBAN MOTORBike EXIF

K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。