使わなくなった車両を廃車した時にまだ自賠責保険が残っている場合ってありますよね。これは保険会社に解約を申し込むことで、還付金（返戻金）を受け取ることができるのです。

例えば原付で５年入れば自賠責保険は15,600円ですが、１年８か月（20カ月）残っている保険証を持って、還付金は受け取れるのかを保険会社に実際に聞いてきました。

５年間の自賠責代15,600円を60カ月で割ると、単純計算で１か月は260円。20カ月残っているから5,200円くらい返還されるのかなと思うところだが、実際にシミュレーションしてもらったら20カ月で3,390円しか帰ってこない！　残りの1,810円はどこへ!?（ちなみに日割り計算は通常は適用されないそうで、月割りになるそう）

「手数料的なもの取られちゃってるの？」と思ったが、実は自賠責保険解約変換保険料には算出方法があるのでした。

「その算出方法とやらを教えてもらおうじゃないの！」と鼻息も荒く問い正してみたところ…、それがまた超難解！

文字と計算式ビッシリのＡ４サイズ３枚が出てきた時点で、小学校３年生程度の筆者の頭脳ではとても無理だと判断できました。

こんな感じなのですが、もう意味の分からない公式にしか見えないです。

わざわざ保険会社に出向いて20カ月で3,390円…。保険期間が大量に残っているなら返還してもらう価値はありますが、多少残っているくらいではちょっと微妙な感じもしますね。変換率が高いと思うか少ないと思うかはアナタ次第。

なお、返戻金を受けるには登録していた車両の廃車証明書（コピーでも可）が必要ですのでお忘れなく！