ロシア製のバイク「ウラル」をシンガポールでカスタムするとこうなる!

当サイトでもしばしば登場するロシアのバイクメーカーといえば「ウラル」ですよね。今回はそんな「ウラル」の80年代前半のマシンをベースにしたカスタムマシンを紹介しましょう。

ウラルとは?

ウラルは、ウラルモト社というロシアを拠点とするメーカーのオートバイ及びサイドカーのブランド名となります。ウラルモト社の製品は、懐古主義的かつミリタリー指向の強いオートバイとして知られており、特にサイドカーのシェアに関しては世界でもトップクラスとなっています。

1939年、第二次世界大戦に向けた軍備増強のための国家事業によって誕生。ドイツのBMW「R71」を徹底的に構造解析をした結果、ボクサーエンジンに強いメーカーとなりました。

モーターフリークとしても知られるブラッド・ピット氏もウラル社製サイドカーを愛用しているほどです。日本では「ウラル・ジャパン株式会社」が輸入総代理店となっております。

「ディアブロ」と名付けられたカスタムマシン

「ディアブロ」と名付けられたこちらの車両。サイドカーが付いていないので、ウラルとは気づきにくいですが、タイトルにもあるようにウラル社のマシンがベースなのです。

そしてこのカスタムマシンを手がけたのは、シンガポールのK-SPEEDというカスタムショップです。

余談ですが、ウラルのエンジンはBMWのボクサーエンジンをモデルに作られているのです。そのため、どの角度から見てもBMWに見えてしまうのです。まぁ、細かいことは抜きにして、カスタムの解説を進めたいと思います。

なお、ベースとなっているのはウラルの「750ボクサー」という80年代前半に製造されたマシン。しかもこの車両は、ゴミとして捨てられていた状態からレストアしたとのことです。そう考えるとキレイに再生してますね!

K-SPEEDによると、幸いなことにエンジン自体へのダメージはそれほどなかったようです。

サブフレームをカットし、シートをサポートするために、パイプを通してシングルシートをセット。タンクはカワサキのTLタンクを設置し、ビルトウェルのスイッチ、グリップ、ハンドルバーをチョイスしています。

また、フェンダーは前後とも取り外し、YSS製のショックを装着。前後ともハイトのある19インチのトライアルタイヤを履かせることで、独特のスタイルングへと変貌を遂げています。

かくして完成したウラル「750ボクサー」ベースのカスタムマシン「ディアブロ」。

決してノスタルジックになりすぎず、スタイリッシュに纏め上げられており、非常に魅力的ですね。また、ロシア製のバイクがシンガポールでカスタムされたという背景も面白いです。

昨今では東南アジアのビルダーさんも、かなり高い技術力を持っているのではないでしょうか。今後のカスタムシーンにどのような影響を与えていくのか、今から非常に楽しみです!

参考 –  HiConsumption
K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。