カワサキ「バルカンS」をフランス人が本気でカスタムしたら凄いカフェレーサーが誕生した!

カワサキ「バルカンS」といえば、ロー&ロングなスタイルに650cc並列2気筒エンジンを搭載したアーバンランナーです。

そんな「バルカンS」をフランス人が本気でカスタムしたら凄いカフェレーサーが誕生しました!

ベース車両は「バルカンS ABS」

コチラがベースとなった「バルカンS ABS」。現代的なデザインのクルーザーです。

水冷4ストローク並列2気筒のDOHC4バルブエンジンを搭載。最高出力45kW(61PS)、最大トルク63Nm、車両重量227kgです。

Vulcan S ABS Cafe

この車両を制作したのはフランスのカスタムビルダーMRS Oficina。依頼主はナント、カワサキのフランス法人!

どんなカスタム車両を製作するか検討したのですが…。

そこで目を付けたのは、軽量・高出力な650cc並列2気筒エンジン。「バルカンS」のエンジンは、カフェレーサー全盛時代に主流だったトライアンフのツインエンジンと同じレイアウト&排気量。そこでMRS Oficinaは「Vulcan S ABS Cafe」を製作することに決めたのだそうです。

Vulcan S ABS Cafeのディテール

コレがその650cc並列ツインエンジン。エンジン本体は充分にパワフルということでノーマルのままとし、排気系をステンレスのワンオフで制作しました。リバースコーンタイプの左右2本出しマフラーがハマっています!

低く構えたクリップオン・ハンドルを装着。ヘッドライトはイエローレンズのBatesタイプに変更されています。タンク&シートは一品物。メーターはヨーロッパのカフェレーサーでは定番のMoto Gadget製品です。

カフェスタイルを手に入れるため、トリプルツリーもワンオフで製作して、フロントの車高を20mm下げています。フォークそのものはノーマルですが、良好なハンドリングを求めて、スプリングをより硬い仕様に変更しています。

スイングアームは加工され、オーリンズのカスタムメイドのシングルショックが搭載されました。前後ホイールはスポーク化され、Pirelli社から提供されたスリックタイヤを履いています。

クロスステッチの美しいシングルシート&カウルですが、これをフィットさせるためにフレームリアエンドは大幅に加工されています。オーリンズのリザーバ搭載もスッキリしていますね!

美しい姿のカフェレーサー

こうして完成した「Vulcan S ABS Cafe」、カワサキ(フランス法人)のパリモーターショー・ブースで展示されたほか、製作者Oficina MRSの手によりコンテストにも出品されているそうです。

ベース車の面影すらない本気のカスタムマシン「Vulcan S ABS Cafe」ですが、技術力の高さと美しさは、ため息が出るほどですね。

参考 – Oficina MRS
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。