KTMが長距離走行に適したストリートレンジ最上級モデル「KTM 1290 SUPER DUKE GT」など全4種を発表

KTMはイタリア・ミラノで開催されていた「ミラノショー2015(EICMA2015)」で、世界初公開となる「KTM 1290 SUPER DUKE GT」と、2016年ストリートモデル3種を発表した。

KTM 1290 SUPER DUKE GT

KTMが長距離走行に適したストリートレンジ最上級モデル「KTM 1290 SUPER DUKE GT」他、ストリートモデル3種を発表

KTMが新たに投入した新モデル「1290 SUPER DUKE GT」は、ストリートレンジの最上級モデルという位置付け。充実した装備、軽量な車体、湧き出るパワーを持ち合わせ、多岐に渡るメニューをパッケージングした最新のライディング・アシスタンス・システムを搭載している。

173馬力を発揮するLC8エンジンとセミ・アクティブ・サスペンションを組み合わせた1290 SUPER DUKE GTは、レーシングストライプをまとったスーパーツアラーへとスリムダウンしたモデルではなく、ロングツーリングから、ワインディングロード、そしてレーストラックでのスポーツ・ライディングに至るまで、ストリートモデルとして極めて広範囲なエリアで、その性能を遺憾なく発揮するチャンピオンクラスのモデルだ。

KTMの伝統を踏襲したGTのシャシーは、突出した軽さを持ちながら、ねじれ剛性が極めて高いトレリスフレームを採用し、美しいシングルサイド・アルミスイングアームに、最高品質のWPサスペンションユニットをセットし、卓越したブレンボ製ブレーキシステムと、グリップ力の高いピレリ・エンジェルGTを組み合わせている。また、リーン状態でも対応可能なトラクション・コントロールとコンバインドABSを内包したモーターサイクル・スタビリティ・コントロール(MSC)に、クイックシフター等の先進装備を加え、23リッターの大容量フューエルタンク、ワンタッチでパニアケースの装着が可能なインテグラル・マウントの標準装備、パッセンジャーの快適性を考慮し延長されたリ
ア・サブフレーム、ヒートグリップ、クルーズドコントロール、快適性を向上させたシート、プロテクション効果の高いアジャスタブル・ウインドシールド、LED コーナリング・ライト、LED デイタイム・ランニング・ライトと、あらゆる場面での快適性とユーティリティ性を高次元で両立させている。

KTM 1290 SUPER DUKE R SPECIAL EDITION

KTMが長距離走行に適したストリートレンジ最上級モデル「KTM 1290 SUPER DUKE GT」他、ストリートモデル3種を発表

2014年に発表された1290 SUPER DUKE Rの特別仕様となるSPECIAL EDITIONは、KTM純正のPOWERPARTSコレクションから機能に合わせた最高品質のパーツを選択し、アップグレードモデルとしてパッケージした期間限定発売のモデルだ。

サイレンサーはKTMとアクラボビッチの共同開発品で、チタニウム製のためスタンダードから1.5㎏の軽量化に成功したスリップオンタイプが装備されている。また、アルミ削り出しオレンジ・アノダイズ加工のトリプルクランプ及びクラッチ、前後ブレーキのリザーバータンクキャップも、軽量化に貢献している。

WP製倒立フォークや、ウェーブ・ブレーキ・ディスク、ステンレススチール製ブラック・アノダイズ加工がされたインナーリング、ジェネレーターとクラッチカバーには、非常に弾力性の高い5㎜厚のカーボン/ケブラー・プロテクターなど、スペシャルパーツが豊富に装備されている。

さらに、オーダーメイドのグラフィックと、ガルバノ・オレンジ採用の専用カラーリングが、このモデルだけの存在感を際立たせる。

KTM 690 DUKE

KTMが長距離走行に適したストリートレンジ最上級モデル「KTM 1290 SUPER DUKE GT」他、ストリートモデル3種を発表

デュークの最初期型が登場してから20年、KTMはこれまでに何度もニュージェネレーションを発表し、いずれも永きに渡り人気を得るモデルとなった。それはシングルシリンダーエンジンがストリートバイクのマーケットから排除されていく中で、敢えて挑み続けるという印象的な方法により、実現されてきたものだ。今回発表となった新世代モデルも、当然ながらユーロ4・排気ガス規制に準拠しており、パワーアップと環境対策を高度に両立させたスーパーシングルと言える。

最新エンジンは73馬力の最高出力を誇り、出力を向上させているにも関わらず、スムーズなパワーデリバリーを2本の・バランサーシャフトを使い実現。

そのほか、TFT カラー・ディスプレイを採用したマルチ・ファンクショナル・ディスプレイや、スポーツ・ライディングを阻害しない絶妙なセッティングのABSなど、最新機能を標準で装備している。オプション装備のトラック・パックは、スポーツ/レインのライドモード選択に始まり、トラクション・コントロールやモーター・スリップ・レギュレーション、スーパーモト・モードを選ぶことも可能。

KTM 690 DUKE R

KTMが長距離走行に適したストリートレンジ最上級モデル「KTM 1290 SUPER DUKE GT」他、ストリートモデル3種を発表

最高出力を75馬力に引き上げられていた”R”は、高品質なアクラポビッチ製サイレンサーによる効果が大きいと言える。また、ブレンボ製モノブロック・ブレーキ・キャリパーや、スタンダードよりさらに深いバンクアングルを可能とした、WP製フルアジャスタブル・サスペンションなど、グレードの高いレーシングパーツで固めた足周りも魅力。

また、リーンアングル・センサーと連動したABSや、トラクション・コントロール、モーター・スリップ・レギュレーション、スーパーモト・モードも標準装備となる。もちろんR仕様は、新型690 DUKEが新たに採用したすべての機能も標準装備となる。

フレームとホイールにはKTMオレンジを採用しており、R仕様としてのレーシーなアイデンティティを、外観からも確立している。

人気のDUKEシリーズに、さらなる拡充を図ったKTM。まさに盤石の態勢が整ったと言っても過言ではない。

参考 – KTMジャパン

K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。