2ストローク+インジェクション!KTM「250EXC TPI&300EXC TPI 」は力強く時代を逆行する!

2ストロークエンジン搭載モデルは世界的に絶滅に近づいているのかと思いきや……

KTMがやってくれました!まさかの2ストロークエンジン搭載のニューモデルを発表してくれたのです!

KTM「250EXC TPI」&「300EXC TPI」

それがコチラ!KTM「250EXC TPI」と「300EXC TPI」。チョロチョロと情報が小出しされていたのですが、先日遂に公式にリリースが発表されました。それによりますと……

ベースとされるのは、モデル名にある通り、昨年リデザインされて生まれ変わった「EXC」。超軽量かつ極限まで贅肉を廃したスリムなシャシーにパワフルな2ストローク・エンジンを搭載する同モデルに……

更にインジェクション化しています。

TPIポート+インジェクション

コチラが今回搭載された新しい2ストロークエンジン。事前情報ではTPI(トランスファーポート)という語が飛び交っていましたが、実際に、そのTPIがキー・テクノロジーとして投入されたことが明らかになりました。シリンダーも新造されています。

残念ながら詳細は明らかにはされていません。”シリンダーにドームを持ち、そこに2つのインジェクターが搭載され、リアトランスファーポートに燃料が噴射される”という記述されていることから、掃気ポートに燃料を噴射するのかなと想像します。

シリンダー背面には細いチューブを通じて吸入気圧センサーが接続されており、そのデータをコントロール・ユニットに飛ばすします。

こちらは新設計のスロットル・ボディに加え、新しいECUや最適な点火タイミングと燃料噴射を制御する各種センサーを内蔵したEMS(Engine Management System / エンジン・マネジメント・システム)。新設計となる部分は、シリンダーをはじめ、エアフィルターボックス、オイルポンプ、燃料タンク。また、クロームモリブデン製のスチールフレームには、オイルタンクへのラインが内蔵され、オイルフィラーキャップが直接装着。

このパワーユニットの変更に伴い、ECUを含めたEMS(エンジン・マネジメント・システム)、エアフィルター・ボックス、オイルポンプ、ガソリンタンクが変更されています。

それと同時に車体回りも各所が変更されているそうです。

日本への導入にも期待大!

この2ストロークエンジン+インジェクションというパワーユニットを搭載したニューモデルKTM「250EXC TPI」と「300EXC TPI」。ヨーロッパでは6月上旬から販売が開始されるそうです。

今のところお値段は明記されていませんが、欲しい方は少なくないはず。

日本にも是非、入れて欲しいものです。KTM Japanさん、お願いしますよ!

※読者の方よりご指摘いただきました冒頭の「世界初」と言う表現に誤植がありました。正しくは「2ストローク・オフロードの市販車としては世界初となる電子制御燃料噴射システム:トランスファー・ポート・インジェクション(Transfer Port Injection: TPI)を搭載」の間違いでした。謹んで訂正いたしますとともに、お客様及び関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

参考-KTM(グローバル)
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。