近年、「モーターサイクル・カルチャー」を取り巻くサブカルチャーのひとつとして、特に人気が高いのが「サーフ・カルチャー」。そんな二つのカルチャーをクロスオーバーさせたスタイルを感じさせる、今バイカーたちに人気のブランドをいくつか取り上げていきたい。
B.W.G
ワークウェアブランドのブルコから派生した、ストリートを軸としたブランドの「B.W.G」。
ブランドのクリエイターたちもリアルにカルチャーを体現しているライダーたちで、ワーク / モーターサイクル / サーフ / スケートの4本の柱をメインとし、国内外のアーティストを多数起用したアパレルラインを展開している。2013年から始動ばかりのでブランドで、今後の活動にも注目したい。
Deus Ex Machina
2006年にオーストラリアで誕生した「デウス・エクス・マキナ」。
このブランドはバイク/サーフ/スケートが現在のように個々のカルチャーとして存在する以前の、全てのカルチャーの黎明期を感じさせてくれる、まさにカルチャーそのものと言えるブランド。シドニーに第一店舗目をオープンして以降、シドニーからバリ、LA、ミラノに進出。そして、現在は東京にもオンリーショップをオープンさせている。
Brixton
「ブリクストン」は2004年にカリフォルニアから発信されたブランド。
ブランド名のブリクストンは、UKバンド「THE CLASH」の「The Guns of Brixton」が由来で、独自の目線から音楽をはじめとしたストリートカルチャーを具現化したスタイルを追求している。
クリーンなデザインが特徴で、モダンの中にもストリートの空気が漂うプロダクツは、多くのスケーター / サーファー / ミュージシャンから絶大な支持を受けている。
Cycle Zombies
カリフォルニアのハンティントンに本拠地を構え、バイク/サーフ/スケートなどのストリート・カルチャーをリアルに体現する「サイクル・ゾンビーズ」。
彼らが手掛けるアパレルラインは、日本でも多くのファンを抱えている。
彼らの一挙手一投足は、サーファー / スケーター / バイカーなどのカルチャーを、よりハイブリッドなカタチでクロスオーバーさせた、新たなカルチャーを創りあげているといっても過言ではない。
これからの季節、薄着になる機会が徐々に増えるので、モーターサイクル・カルチャーとサーフ・カルチャーをクロスオーバーさせた、上記のようなブランドのアイテムをコーディネイトに取り入れてみてはいかがだろうか。
【参考リンク】