発売決定!MVアグスタ「F3 800」AMG仕様を間近で見てみた【東京モーターサイクルショー2016】

昨年10月の東京モーターショーで日本初公開され話題を呼んだMVアグスタ「F3 800ソーラービーム(SOLARBEAM)」が、遂に発売決定! 「東京モーターサイクルショー2016」では、かなりの至近距離で見ることができたので、そのレビューを紹介しよう。

AMG「GT S」をイメージ

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この「F3 800ソーラービーム」については、以当サイトでも紹介したが、ドイツの高級車メーカーであるメルセデス・ベンツのチューニング部門、メルセデス-AMGとのコラボにより実現したもの。ベースとなるMVアグスタ「F3 800」は、798cc水冷4スト並列3気筒という、独自のエンジンレイアウトを採用したスーパースポーツモデル。最高出力は148psを発揮(本国仕様)。ツインのようなトルク感と、4気筒のような吹け上がりが楽しめるマシンだ。

高級スポーツカー「GT S」のソーラービームがモチーフ

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「ソーラービーム」仕様の1番の特徴は、ご覧の通りカラーリング。イエローを基調としたボディカラーに、ブラックのラインをマッチングさせ、左右のサイドカウルに入る「AMG」のロゴが印象的だ。このカラーは、メルセデス-AMGが誇る高級スポーツカー「GT S」に採用されているソーラービームがモチーフ。ダーク系イエローをベースとしたこのカラーリングが「F3 800」を、よりスポーティかつラグジュアリーなイメージに演出している。

コラボモデルであることをアピール

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では、実際、間近で見た印象。今回の展示では「Please don’t touch(触らないで下さい)」のプレートは置いてあったものの、お障りOKバイクと同じようなフロア置き。ホント鼻先で見ることができた。「う〜ん、ナイスです!」

「AMG」のロゴはサイドカウルだけでなく、フロントカウルにもさりげなく投入されていて、コラボモデルであることを強くアピール。

スペシャルパーツも投入

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カーボン製の前後フェンダーやサイレンサーなど、スペシャルパーツも装備。ブラックレザーのシートにはボディカラーに合わせたイエローのステッチを入れるなど、細部にまでこだわった造り込み。これは高級感ハンパなしだ!

日本には限定10台!

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今回、このバージョンの発売が決定された背景には「東京モーターショー2015」だけでなく、昨年ドイツで開催された「フランクフルトショー2015」などの海外イベントにも展示されたことで、世界中から熱いラブコールがあったためだ。発売されれば、きっとワールドワイドで人気沸騰することは間違いなし。

まだ、価格や発売時期は未定だが、日本に入ってくるのはたったの10台だけ。「F3 800」は、スタンダードの価格が178万2,000円〜だが、この「F3 800ソーラービーム」は、価格もかなりプレミアムになることが予想される。ひょっとすると500万円超(!?)の可能性すら考えられる。

「ドラッグスターRR」にもソーラービームを採用

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ちなみに、このソーラービームカラーは、ストリートファイターモデルの「ドラッグスターRR」(上はSTD)にも採用されるという。こちらも詳細は未定だが、妄想するに、かなりカッコよくなりそう。

MVアグスタにまた黒雲?

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今回のコラボ仕様は、MVアグスタとメルセデス-AMGが2014年に資本提携したことで実現したものだ。その背景には、当時MVアグスタが、危機的な資金難に陥った背景がある。ところが、最近海外のメディアでは、「再びMVアグスタが資金難に!? 」といったニュースを報道している。場合によっては、せっかく発表したモデルがお蔵入りになる危険性もある?

まぁ、たぶんそうなっても、提携するAMGのバックには”天下のメルセデス”がついている。きっと、なんらかの”お助け措置”がなされると思いますけど、はい。

参考 – MV AGUSTA JAPAN

平塚直樹

平塚直樹

バイクやクルマ系雑誌の編集を経て、フリーライターに。最近は、チャリから宇宙ロケットのネタまで幅広く執筆中。愛車は隼。最新テクノロジーと映画、猫好き。