モーターフリークたちの、スピードへの執着は尽きることがありません。ことさら、”対決”などという比較できるモノへの愛は格別です。
今回、「どっちが速いの?」という素朴でありながら奥の深い疑問に答えたのが、アメリカの自動車情報サイト「Super Street Online」。対決させたのは、今話題のカワサキ「Ninja H2R」と世界のスーパーカー、マクラーレン「MP-4 12C」、ブガッティ「ヴェイロン」、日産「GT-R(チューンド)」です。
カワサキ「ニンジャH2R」
まずは、3台のクルマと対決する「ニンジャH2R」のおさらいです。
スペックは、スーパーチャージャー付きの998cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンを搭載しており、最高出力が310PS(228kW)/14,000rpm、ラムエア加圧時は240kW(326PS)/14,000rpm。
最大トルクは16.8kgf・m(165N・m)/12,500rpmで、車両重量は216kgとなっています。
なお、コースはカリフォルニアの空港内にある滑走路の直線部分1/2マイルを使用し、対決をします。それでは早速、対決を観ていきましょう!
第1戦:ニンジャ H2R vs マクラーレン MP4-12C
<MP4-12Cのスペック>
最高出力:600PS(447kW)/7,000rpm
最大トルク:61.2kgf·m(600N·m)/3,000~7,000rpm
トップスピードはH2Rが315km/h、マクラーレンが260km/hで、ニンジャが圧勝!
最高出力が2倍近くあるマクラーレンなのに、完璧にH2Rの前に屈しました。
第2戦:ニンジャ H2R vs ブガッティ ヴェイロン
<ヴェイロンのスペック>
最高出力:736kW(1,001PS)/6,000rpm
最大トルク:1250N・m(127.5kg・m)/2,200-5,500rpm
トップスピードはH2Rが313km/h、ヴェイロンが290km/hで、ニンジャが辛くも勝利!
最高出力が3倍以上あるヴェイロンでも、H2Rには歯が立ちませんでした。
第3戦:ニンジャ H2R vs 日産 GT-R(チューンド)
イギリスもイタリアも制したニンジャと最後に対決するのが、同じく日本が誇る名車、日産GT-Rです。しかもこちらのGT-Rは、「SP Enginieering」によりドラッグレース仕様にチューンされたモンスターマシンで、最高出力は1350hpと、ちょっと反則気味な仕様となっています。
トップスピードはH2Rが328km/h、GT-Rが335km/hで、ニンジャここに敗れたり!
そりゃそうですよ。さすがにドラッグマシンにはかないませんて!
いかがだったでしょうか。スピードはオトコの夢! オトコのロマンです!
ぜひ続編もやっていただきたいものです。
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参考 – Youtube : Kawasaki H2R vs McLaren MP4-12C Supercar – 1/2 Mile Airstrip Race 1、Kawasaki H2R vs Bugatti Veyron Supercar – 1/2 Mile Airstrip Race 2、Kawasaki H2R vs 1350hp Nissan GTR – 1/2 Mile Airstrip Race 3