東京モーターショーのカワサキブースは、なかなかの人だかりでしたね!
その中心は「Z900RS」の復活であったことは間違いありませんが……
もう一つ、話題になったシリーズがありました。それが、フルモデルチェンジを受けた「Ninja 250」&「Ninja 400」でした。
「Ninja 250」2018年モデルの国内販売が開始!
さて、「Ninja 250」2018年モデルは、上掲の過去記事でご紹介した通り、車体が兄貴分の「Ninja 400」と共通化された点が最大の注目ポイントです。
ですので心配なのは車両重量の大幅な増加となりますが、其処はカワサキもしっかり対応。
ホイールベースは旧モデルが1,410mmですが、ニューモデルは1,370mmとコンパクトになっており、気になる車両重量も、旧モデルの172kgに対して、ニューモデルは167kg。5kgの軽量化を実現しているワケです。
詳しいことは明らかにされていませんが、フレームは先進の解析技術を用いたことで大幅な軽量化を実現した、とのこと。
数値の面から見ても、従来モデル以上の軽快な取りまわしとハンドリングが実現していると言えそうです。
となると……次に注目すべきはエンジンなのですが、搭載するパラレルツインエンジンはパワフルに、そして扱いやすくなっています。
具体的には……62.0×41.2mmのボア×ストロークはそのままに、圧縮比を11.3から11.6に高圧縮比化。スロットルバルブ径の拡大と相まって、最高出力は27kW(37PS)/ 12,500rpmと、旧モデルの23kW(31PS)/ 11,000rpmから大幅なパワーアップが図られているのです。
となると、「Ninja 400」との車体共通化は、足回り&ブレーキといった機能パーツのアップグレード効果を実現する、実にナイスな手法であったわけです。
今回、ディテールカットも公式リリースされましたので、ご覧くださいね!
「Ninja 250」2018年モデル、早くも発売!
さて、ということで、ここまでは過去記事の復習なのですが、今回記事化したのは、早くも国内向けのカラーラインアップと発売日、それに価格が公式発表されたのです!
カラーラインアップは、ここまでに掲載した「Ninja 250 KRT Edition」のライムグリーン×エボニーのほか……
コチラの”キャンディプラズマブルー”と……
この”パッションレッド×メタリックフラットスパークブラック”という3色のラインアップになります。
気になる発売日ですが……2018年2月1日と発表されました!そしてそして大切な車両本体価格(消費税込み)は……
- キャンディプラズマブルー:629,640円
- パッションレッド×メタリックフラットスパークブラック:640,440円
- KRT Edition ライムグリーン×エボニー:640,440円
と発表されています。現行モデルのABS装着車とほぼ同額ですから、これは現実的には値下げと言って良いかも。
迷っていた人、「Ninja 250」2018年モデルは買いですよ!
「Ninja 250」2018年モデルのスペック
- 全長×全幅×全高:1,990×710×1,155mm
- ホイールベース:1,370mm
- シート高:795mm
- 車両重量:166kg
- エンジン種類 / 弁方式:水冷4ストローク並列2気筒 / DOHC8バルブ
- 総排気量:248cc
- 内径×行程:62.0×41.2mm
- 圧縮比:11.6
- 最高出力:27kW(37PS)/ 12,500rpm
- 最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/ 10,000rpm