ホンダは、「NM4-01」、「NM4-02」の2016年モデルを発表。3月11日(金)から発売を開始した。新モデルではデュアル・クラッチ・トランスミッション(以下DCT)の制御を変更し、マフラーのデザインも変えるという。
変速時のエンジン回転数の制御が変更
DCTの主な変更点は変速時のエンジン回転数だ。Sモードでは、これまでより高いエンジン回転数での変速が可能となり、よりスポーティーな走りを実現した。MTモードではシフトダウン可能回転数の上限を引き上げ、シフト選択の自由度が拡大された。また、ATモードでは道の傾斜に応じた制御が設定され、より適切なシフトタイミングでの変速を実現した。
さらに近未来的なスタイリングに変更
マフラーは、内部構造などを変更。全長の短縮化を図るとともに低周波領域の音を際立たせ、パルス感のある排気音を実現。また、ショートマフラーに合わせ、シャープな形状のマフラーカバーを採用し、さらに近未来的なスタイリングへと変更された。
なお、車体色は従来と同様、マットバリスティックブラックメタリック、パールグレアホワイトと、11色のカラーオーダープランとなっている。
NM4-01(2016年モデル)
NM4-02(2016年モデル)
なお、NM4-01の価格は102万600円(税込)、NM4-02は118万2,600円(税込)となっており、両モデル共にカラーオーダープランは税込2万2,000円追加となっている。
NM4-01と02の違いって?
NM4-01と02の相違点は、一番に02のリアボディ左右に内蔵されたユーティリティボックスであろう。その他にも02には、5段階の温度調節が可能なグリップヒーター、左側フロントユーティリティーボックス内にETC車載器が標準装備されている。
つまり、02の方がより実用的なモデルである。ロングツーリングなどには間違いなく02の方がオススメ!
NM4-01・NM4-02のスペック
全長×全幅×全高:2,380×810×1,170mm
軸距:1,645mm
最低地上高:130mm
シート高:650mm
車両重量:01は245kg、 02は255kg
最小回転半径:3.2m
エンジン型式:水冷4ストローク OHC 4バルブ 直列2気筒
排気量:745cc
内径×行程:77.0×80.0mm
最高出力:40kW(54PS)/ 6,250rpm
最大トルク:68N・m(6.9kgf・m)/ 4,750rpm
燃料タンク容量:11L
変速機形式:電子式6段変速(DCT)
タイヤ:F-120/70ZR18M/C(59W)、R-200/50ZR17M/C(75W)
ブレーキ形式:F&R-油圧式ディスク
カラーオーダープラン
参考 – Honda