ホンダの旧車から”ホンダの本気”を垣間見ることができる!

オートバイ作りにおいて、常に本気を出しまくってきている本田技研工業。いつの時代のモデルでも、車両をまじまじと見ていると「こんなところまで作り込んでいるの?」といった部分に気付かされることが多々あります。

ほぼ同年代のライバル車で比較

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

そこでホンダ「CB750K(1978年発売)」と、ほぼ同年代のライバル車と言っていいスズキ「GSX750E(1980年発売)」をズームアップして見比べてみましょう。

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

まずはトップブリッジのフォーククランプ部分。GSX750Eではいわゆる普通にこんな感じですが…。

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

CB750Kではクランプボルトが通る部分に肉抜きが施されてます。軽量化のためですが、FTR250(1986年)なども同じように加工されています。ボルトの頭もワンサイズ小さいことでも軽量化です。

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

更にフロントフォークのボトムケース上部分。こちらはGSX750Eです。まぁ、一般的な形ですね。

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

CB750Kではダストブーツ下に溝が切られてます。デザイン的なものだけではなく、強度アップのために入れられているそうだ。微弱だが冷却効果もありそう。

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

こちらはGSX750Eのセルモーターカバー。なんの洒落っ気もないプレーンです。

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

CB750Kではリブ加工が施されていました。単なるプレスで作られているものも、リブを入れることで強度が増されています。

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

GSX750Eのテールランプレンズ。これはこれで悪くないのですが、そっけない感じではありますね。

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

CB750KではHONDAロゴが誇らしげに立体で入れられて、ペイントも施されてます! 昔の車両の方が手が込んだ作りになっているというのは、こういった部分にも言えることなのです。

ホンダの旧車から"ホンダの本気"を垣間見ることができる!

更にヒューズボックスはハンドルクランプの上にあって、ヒューズが切れても簡単に交換できるようにされていたり(CB400Fourなどもそうですね)、ステップは折りたたんだままにできたり(戻ってくる可倒式に比べて、車両をしまっておく時に幅を取らないので便利)といったアイデアも!

現在のバイクには使われなくなった機能やアイデアも多いですが、試行錯誤していた昔のバイクはとても面白みがあります。旧車に触れる機会があったら、いろいろと見てみると新たな発見があるかもしれませんよ!

なお、今回はGSX750Eと比較してみたのですが、コスト的な問題やデザインも考えてのこともありますので、一概には言えませんが。決して後発のGSX750Eがイマイチであるというワケではないです。

筆者としては、むしろ”スズキ最高”です。(初めて乗った&壊したバイクはハイ。初めての四輪はジムニーで、現在もGSX750S、GSX1100S、B-KINGの3台を所有している程度は!)

協力 – 太洋モータース

NANDY小菅

NANDY小菅

各種バイク誌で活躍しているフリーライター。バイクとアニメの探究者で著書に「アニメバイク本」、「ご奉仕大好き! メイド本」など。所有バイクは15台くらい。