ヤマハ「RD250」を往年のGPレーサー風にカスタムするとこうなる!

ヤマハの2ストロークバイクと言えば、RZシリーズを連想させる方が多いと思います。特に「RZ350」などはナナハンキラーと呼ばれ、勇名を馳せていましたよね。しかし、今回紹介するのはRZシリーズよりも古いRDシリーズになります。

’74ヤマハ「RD250」プロジェクト

こちらの車両は、テキサス州に居を構える「スケールスタジオ」のTrevor Scales氏が、レストアした1974年製のヤマハ「RD250」になります。レストアに400時間以上もの時間を費やして完成した車両です。

RD250のレストアにチャレンジ

Trevor氏がこの「RD250」をレストアしようと考えたのは、他でもない彼の父が「RD350」を所有しており、いかに「RD350」が楽しかったかを幾たびも語ってくれたからだといいます。それに触発されたTrevor氏は「RD250」のレストアプロジェクトを立ち上げました。

RD250とは

画像 – http://www.cyclechaos.com/images/thumb/9/98/1974-Yamaha-RD250-Brown-8043-2.jpg/640px-1974-Yamaha-RD250-Brown-8043-2.jpg

ヤマハ「RD250」は、1973年に販売が開始された空冷2ストロークエンジン(最高出力30馬力)を搭載するスポーツバイクになります。後期型の丸みを帯びたデザインのモデルが人気を博し、中古市場を賑わせていました。幾度かのマイナーチェンジを経て、後に大ヒットしたRZシリーズへとバトンタッチされていくことになります。

60年代のGPレーサーを彷彿とさせる外観

このプロジェクトを開始する際に、Trevor氏はイタリアから’69ベネリ250レーサーのレプリカフェアリング・タンク・テールを輸入しました。これで外観の骨子は出来上がりました。’69年製のレプリカパーツを、わざわざ輸入しているくらいですから、当然、ビンテージライクな外観ですね。ちなみにグリップはトマゼリ製をチョイス。

メーターステーは、シンプルなものをワンオフで製作。それにしても、この時代のトップブリッジは形状が美しいですね。

リアサスペンションはSHOWAのモノリアショックを採用、フロントフォークは「RD400」のものを流用しています。また、随所にドゥカティ「モンスター」用のパーツも流用されています。

カウルで特徴的なエンジンは見えにくいですが、もちろんエンジンもフルレストアされています。

ベネリ風RD250レーサー

かくして完成した「RD250」。外観はそのままビンテージGPレーサーを彷彿とさせます(TZのレース用チャンバーがちょっと異様な雰囲気をかもし出していますが)。というより、カラーリングも含めほぼ「ベネリ250レーサー」ですね。

保安部品も見あたりませんし、もしかしたら公道は走らないつもりなのかもしれません。こんなバイクに乗って「タイムトンネル」のようなクラシックバイクレースに参戦してみたいものです。

参考 – Scales Studio Yamaha RD250、 Scales Studio
K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。