これはスゴい!スロベニアで蘇ったカワサキ「KZ1000」カフェレーサー

スロベニアのバイクショップ「Krakenhead Cusotms」がレストアを施したカワサキ「KZ1000」。「レッドルースター」と名付けられ、ロー&ロングにカスタマイズされた1台が、実に魅力的だったので紹介したい。

スロベニアのとある農場に放棄されていた「KZ1000」

このカワサキ「KZ1000」1981年製の「J」モデルは、スロベニアのとある農場に放棄されていたところを発見された。状態はもちろん良いとは言えなかったが、レストアベースの車両としては都合のよい一台だった。

それにしても、KZを放置するとは何事でしょうか…。

現代のコンポーネントを用いてオールドスクールカフェを製作

「Krakenhead Cusotms」は「KZ1000」を現代のコンポーネントを用い、スタイリッシュで実用的な、オールドスクールのカフェレーサーを作成しようと計画した。しかし、スタート段階から幾つかの深刻な問題に直面した。エンジンをバラす過程で、すでに内燃機類に相当なダメージがあったことは理解していたが、それ以外にも外装もかなりのダメージを受けていたという。それらを丁寧にレストアし、研磨・ブラスト・オーバーホールなどといった手間のかかる作業をこなしていった。

サスペンション性能は大幅に向上

その甲斐あって、基本的なレストアは終了し、今度はアップグレードを施すこととなった。

まず、リアはワンオフのモノサス&アルミスイングアームを取り付け、フロントにはカヤバ製の43mm倒立フォークを装着。これでサスペンション性能は大幅に向上した。また、前後タイヤには17インチのアルミホイールを穿き、負荷を軽減させた。また、前後ブレーキにはブレンボ製キャリパーを装着することで大幅なアップグレードが施された。

サブフレームを再設計し、メインフレームも強化

サブフレームを再設計し、メインフレームも強化。配線も当然、ゼロから引き直しを行ったとのこと。ヘッドライトにはメーターとインジケーター、イグニッションが一体型のものに変更し、フロント周りをスッキリさせている。

思わずため息で出てしまうような美しい一台

かくして、完成した「レッドルースター」。まさにスタイリッシュかつ、実用的な一台…思わずため息で出てしまうような、美しい一台として仕上がっている。

スロベニアという国自体、ロクに知らなかった筆者だが、海を隔てて、こんなにも美しいカワサキ「KZ1000」を作り上げる技術力と、センスの良さは賞賛に値すると言えるだろう。今後の「Krakenhead Cusotms」の動向に期待したい。

欲を言えばヘッドライトはもう少し小振りなモノの方が好みだが…

参考 – Krakenhead

K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。