スマートフォンをバイクのアクセルのように捻り「ブォーン、ブォーン」とエンジン音を鳴らし、空ぶかしだけでなくギヤを入れた走行音やシフトチェンジ音も再現出来きるという、バイカーには堪えられないアプリ「Ride YAMAHA」。iPhoneアプリとして61万ダウンロードされ、Androidのほうでも着々とダウンロード数を伸ばしている。この「Ride YAMAHA」が、今回のバージョンアップで、何と往年の名車「RZ350」を追加したという。
“750キラー”と恐れられた2ストロークマシン
「RZ350」とは、1981年に同社から発売された、言わずと知れた2ストロークマシンの名車だ。パワーウェイトレシオの数値が当時の750ccクラスに匹敵したことから、”750キラー(北米では「ポケットロケット」)”と呼ばれ恐れられていた。
「RZ350」の甲高いエキゾーストノートをリアルに再現
スマートフォンの角度によってアクセル開度を計算し、エンジン音をリアルに奏で、よりリアルな走行体験をスロットル操作とサウンドで楽しめるという「Ride YAMAHA」。「RZ350」は甲高いエキゾーストノート、エンブレのないエンジン回転数の緩やかな落ち方、パチパチと雑音が入る感じなど、かなりそれっぽく再現出来ているという。
ヘッドフォンや外部スピーカーを使うとそれっぽくなる?
スマートフォンのスピーカーでそのまま再生すると、音質がイマイチになるということでヘッドフォンもしくは外部スピーカー推奨とはメーカー側の談だ。使えばかなり、それっぽい音が出るとのことである。一度、試してみてはいかがだろう? 伝説のサウンドを奏でてくれるかもしれないぞ。
Writer:
K.Y