鈴鹿8耐開催直前!ホンダの歴代耐久レーサーを2分で学ぶ!

いよいよ梅雨が明け、夏が来ますね。日本の夏と言えば【鈴鹿8耐】。今年の鈴鹿8耐は7月28日(フリー走行)~7月31日(決勝)までの開催です。その直前ということで、地元鈴鹿で数々の勝利を重ねてきたホンダの歴代耐久レーサーを、その源流から駆け足でお届けします!

CB750(1973年)

1973CB750

「CB750レーサー」(1973年)のデイトナ200マイル6位入賞車(伝説のライダー隅谷守男選手が乗車)。1973年と言えば、未だ鈴鹿8耐は開催されていないのですが、コレが今日まで続くホンダ耐久レーサーの源流ということで掲載します。

CB500R(1975年)

1975CB500R

コチラは、隅谷選手が開発に携わった「CB500R」。RSC(HRCの前身である)の手により、当時のホンダのお家芸とも言えるバルブのギア駆動化を実施(3バルブ化)。排気量も750ccにまでアップされていました。

RCB1000(1976年)

1976RCB1000

ホンダは1967年のWGP撤退以降、国際レースから姿を消していましたが、1975年11月にHERT(Honda Endurance Racing Team)を結成。1976年に当時絶大な人気を誇っていたヨーロッパ耐久に参戦しました。これがホンダ初の耐久ワークスマシン、「RCB1000」です。

ここからは、いよいよ鈴鹿8耐参戦レーサーの登場です!

RCB1000(1978年 鈴鹿8耐 C.Williams)

1978C_Williams

記念すべき第1回(1078年)鈴鹿8耐での貴重なショット。76年シーズンにヨーロッパ耐久に参戦後、圧倒的な強さを見せていたホンダ「RCB」。2台を投入して挑んだ1978年の鈴鹿では無念のリタイアを喫しましたが、翌1979年にはトップ8をホンダ勢が独占して雪辱を果たしました。

ちなみに、1976年のヨーロッパ耐久参戦から1978年までの3年間にホンダが残した成績は、なんと26戦24勝! 落としたレースは1976年のル・マン1000キロと、1978年の鈴鹿8時間だけ。いずれもノンタイトル戦であるため、ヨーロッパ耐久選手権では3年にわたって無敗のチャンピオンであり続けたワケです。

RS1000(1981年 鈴鹿8耐優勝車)

1981RS1000

1980年、耐久レースはそれまでのヨーロッパ選手権から世界選手権に格上げされ、使用される車両はTT-F1規定に準じるものとなりました。その年の「RS1000」は「CB900F」を基にしたボア×ストローク67.9×69mm=997cc、131.6PS/10,250rpmとなりました。シーズン途中にはフレーム形状を変更した、新設計のアルミスイングアーム付きを投入。「GL1000」用を流用したフロントフォークや、ロアマウント部にリンク機構を持つプロリンクを装着したリアショックなども採用されました。写真は翌1981年の鈴鹿8耐優勝車(D.アルダナ/M.ボールドウィン組)です。

RVF750(1985年 鈴鹿8耐優勝車)

1985RVF750

1981年まで開発が続けられ、1982年シーズンまで走った「RS1000」の後を受けたのが、V型4気筒エンジンを搭載した「RVF750」。1984年にTT-F1規定が上限750ccに変更されたことを受け、同年の鈴鹿では「RS750R」を投入したホンダ勢が1-2-3フィニッシュを達成。写真はその翌年にあたる1985年の鈴鹿8耐優勝車(ワイン・ガードナー/徳野政樹)。

RVF/RC45(1994年 鈴鹿8耐優勝車)

1994RVF_RC45

TT-F1規定最後の年となった前年は、E.ローソン/辻本聡、M.ドゥーハン/D.ビーティー組が脱落して涙を飲んだホンダ勢。スーパーバイク規定の初年度となった1994年は、D.ポーレン/A.スライト組が駆る「RVF/RC45」が0.288秒という僅差で勝利をあげました。

VTR1000SPW(2002年 鈴鹿8耐優勝車)

2002VTR1000SPW

2000年からは、V型2気筒1000ccの「VTR1000SPW」を投入、デビュー・ウィンを飾りました。写真は2002年に6連勝を飾った、今は亡き人気ライダー加藤大治郎/C.エドワーズ組の「VTR1000SPW」。

CBR1000RRW(2005年 鈴鹿8耐優勝車)

2005CBR1000RRW

2004年から「CBR1000RRW」を投入、連勝を8にまで伸ばしていたホンダ。写真は2005年に清成龍一/宇川徹組が駆って勝利をあげた「CBR1000RRW」。この勝利で、宇川選手は史上最多の8耐5勝目という記録を樹立しました。

以降もホンダ勢は、2010年から2014年までの5連覇を含めて勝利を重ね、今日に至ります。

今年の鈴鹿8耐

さて、今年の鈴鹿8耐ですが、7月28日がフリー走行、29日が公式予選、30日がTOP10トライアル、そして31日が決勝となっています。会場はもちろん鈴鹿サーキットです。今年の8耐は誰が勝利をおさめるのでしょうか?今から楽しみです。

参考 – ホンダ鈴鹿8耐公式サイト

Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。