スズキは、東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」(プレスデー:10月28日〜29日、一般公開日:10月30日〜11月8日)に、人気のGSXシリーズのコンセプトモデルを含む、多彩な二輪車を出展する。
今回は、そんな同社が発表するバイクの出展概要にスポットを当ててご紹介したい。
HUSTLER SCOOT(ハスラースクート)コンセプト
<ワールドプレミア>
気軽に乗れる原付スクーターに、様々な用途に対応できる収納スペースを備えた、ありそうでなかった遊べるスクーターのコンセプトモデル。
従来のシート下収納スペースに加え、フットスペースにも、取り外して持ち運べる収納ケースを装備。リヤキャリアや車体横にも荷物を積載できる工夫が施されている。
収納ケースを外せば、テニスのラケットのような長尺物も積載することができるアイデア設計だ。
そう、こちらのコンセプトスクーター「ハスラースクート」は、名前の通り軽ワゴンとSUVを融合させた軽クロスオーバー「ハスラー」のスクーターという位置付け。ハスラーと共に遊び心を刺激するモデルという意味を込めており、「ハスラー」のようなポップなカラーリングが遊び心をかき立てる。
concept GSX(コンセプト ジーエスエックス)
<ワールドプレミア>
扱いやすく力強い特性のスズキの直列4気筒エンジンは、燃費性能、耐久性を高い次元で実現させ、その技術を「GSX-R1000」や「ハヤブサ」、「GSX-S1000」など多くの”GSXシリーズモデル”に反映してきた。
スズキは「GSX」の名を冠する高性能バイクの象徴として、このコンセプトオブジェを提案する。スズキの直列4気筒スポーツモデルの繭(まゆ)のような存在であり、スポーツモデル作りに取り組む姿勢をカタチにしたものである。ここからスズキの新しいスポーツモデルが誕生していく。
このほかにも「隼(ハヤブサ)」「V- Strom1000 ABS」「GSX-S1000 ABS」「GSX-S1000F ABS」「GSR250」「DR-Z50」など12台の出品が予定されている。
繭で作られたGSXのオブジェが飾られるということは、それだけGSXシリーズのニューモデルに劇的な変化があるという事だろうか。突き抜けたスズキ流の進化に期待したい。
参考 – スズキ