ハスクバーナがミラノショー2017で発表した2台のビッグシングル「Svartpilen 701」と「Vitpilen 701」。
【ミラノショー2017情報】ハスクのビッグシングルは2018年市販!「SVARTPILEN 701」と「VITPILEN 701」を発表!
総排気量692.7ccの水冷単気筒エンジンをクロモリ製トレリスフレームに搭載する、フラットトラッカー&ロードスポーツモデルでした。
マニアックなビッグシングルであるだけでなく、シンプルに未来を見つめたデザインを採用している点も、世界中のモーターサイクル好きに好意を持って迎えられました。
「Svartpilen 401」は375ccのスクランブラー!
そんなハスクバーナですが、ミラノショー2017で「Svartpilen 401」&「Vartpilen 401」という2台の2018年モデルも発表しました。
コチラがスクランブラーの「Svartpilen 401」。総排気量375ccの水冷単気筒エンジンをクロモリ製トレリスフレームに搭載したスクランブラーです。
一昨年のミラノショーで世界初公開され、昨年のミラノショーで”2017年の市販”が発表された際には当サイトでご紹介していましたが……
今年のミラノショーで、遂に市販バージョン(2018年モデル)のお目見えとなったのです。
「Svartpilen 401」はスクランブラー。
冒頭に記しました通り、エンジンは総排気量375ccの水冷単気筒ですが、これは兄貴分の「Svartpilen 701」がそうであるように、KTM製。「390 Duke」と同一エンジンとなります。43HP@9,000rpmという高出力を誇るわけです。
フロントフォークはWP製の41mm倒立タイプ。フロントブレーキは320mmのシングルディスクにBybre製4ピストンキャリパーです。BybreがBremboのグローバル市場向けブランドであることは、皆さんもご存知でしょう。
モダンなイメージのエクステリアですが、クラシカルなスポーク製ホイール(17in)を採用しています。
リヤはWP製モノショックを装備。ブレーキは230mmディスク+シングルピストンキャリパーの組み合わせです。
市販バージョンの2018年モデルとして発表されていますが、リバースコーン・タイプ&マットブラック仕上げという凝ったAkrapovic製サイレンサーを装備しています。
実は、後述する「Vitpilen 401」も同様にAkrapovic製サイレンサーを装備しているのですが、嬉しいですが、チョッピリ謎ですね。
ヘッドライトに装備したガードとガソリンタンク上のキャリアなど、雰囲気を盛り上げる小技も利かせておりまして……
ホイールベース1,357mmというコンパクトな車体から想像するに、軽快なストリートバイクとして楽しめるモデルなのではないかと思われます。
UK向けとしてはお値段も明らかにされており、5,599ポンド(約84万円)とのことです。
各部仕様を考慮すれば、まずまず納得のお値段だと思われます。
「Vitpilen 401」は同エンジン搭載のカフェレーサー!
一方、「Svartpilen 401」のベースとされたのが、このカフェレーサー「Vitpilen 401」。シングルスポーツと表現するのが妥当かも知れません。
搭載するエンジンや足回り&ブレーキは「Svartpilen 401」と同じ。
本来はコチラから先にご紹介すべきでしたが、筆者の個人的な趣味により、スクランブラーの「Svartpilen 401」を優先した次第です。
日本への導入は?
いかがでしたでしょうか?ハスクバーナのシングルエンジン搭載スクランブラー&カフェレーサー。筆者はとても魅力的だと感じます。こんなバイクをサラっと乗ったらカッコいいかな~なんて……
国内販売に関する情報やスペック詳細が入りましたら、続報としてお伝えしましょう!