我々バイカーには見えないところで頑張ってくれてるタイヤチューブ。そこで今回は、縁の下の力持ちであるバイク用タイヤチューブにスポットライトを当ててみました。バイクの車重に耐えながら、路面のショックも吸収してくれるタイヤチューブ。
いったいどこまで膨らませることができ、どの位の大きさになるかを試してみました!
まずはタイヤチューブを用意
今回の実験で用意したのは、3.50-19のバイク用タイヤチューブ。空気が入っていない状態だと、ダシとり用の昆布みたいな状態です。
手始めに軽く空気を入れてみた
まずはエアを軽く注入。エアメーターの針が振れない位の空気圧で約10cm。タイヤサイズと同じ位の大きさです。
なんとなくタイヤの中に入った状態で空気を入れてみる。風船系の罰ゲームが得意なオッサンと、苦手なオッサンの図。
まだまだタイヤチューブは余裕
この時点で15.5cm。
まだまだ許容範囲内。タイヤチューブの弾力にも余裕が見られます。
じれったいので一気に空気圧アップ!
どんどん空気を入れちゃいましょう! 現時点で18cm!
タイヤの中に入ってるオッサンは、もうすでにビビりまくってますが、空気を入れる側は、まだまだ余裕の笑みを浮かべております。
徐々にヤバい雰囲気…
間髪入れずに空気を入れ続けた結果、現在約22cm!
直径は優に1メートル超えました。石器時代のお金を掘り起こしたオッサンのような図。
ここまで膨らませて気付いたのですが、太い所と細い所の差が出来てきました。これはゴムの厚さにムラがあるからなのでしょうか、それとも空気の入れ方が問題なのでしょうか?
ついにタイヤチューブがモンスター級に!
この時点で24cm! もう思春期の男の子くらい膨らんじゃってます。
空気を入れる側も相当怖いのか、とても顔が引きつっています。タイヤチューブを支えている側も、昇天しそうなくらいビビってます。
そろそろ限界か!?
爆裂暴れチューブと化した、バイク用タイヤチューブ。自立不可能な状態に陥り、風で転がっていく始末…。
もうデリケートな思春期の乙女心のように、ちょっと触っただけで破裂しそうです!
もはや罰ゲームに!
いつ破裂してもおかしくない、予断を許さぬ状況。ビビりすぎてもう笑うしかないです。なぜかバルブの反対側がどんどん太くなっていき、首のすわっていない赤子に用いるドーナツ枕のような形状に…。
そういえば、こんなボートがあったような…。あ!救命ボートか!
こういう感じですね。
しかし一向に破裂する気配を見せないタイヤチューブ。
あれ?もしかして割れないのかな?と思った次の瞬間…
パーーーーン!
ついに…割れました。見よ!この恐怖がピークに達したオッサンたちの驚く様を!
結果…
後半はビビりすぎてサイズを測り忘れていましたが、約50cmくらいで破裂するということがわかりました。
また、恐怖を与えすぎたオッサンは、その反動でドヤ顔に磨きがかるということもわかりました。
※思わぬ怪我につながりますので、絶対にマネしないでくださいね!
協力 – e-pub