雪上走行用にカスタムされた1982年製カワサキ「Z500」スクランブラー!

オーストリアのカスタムショップ「Titans Motorcycles 」がカスタムを施した1982年製のカワサキ「Z500」が、あまりにも万能だったので紹介したいと思います。

Titans Motorcyclesとは?

「Titans Motorcycles」はトムとマイケルが2015年に設立したばかりのカスタムショップです。彼らには一つのプランがありました。それは、「スノーボードに行くためのバイクを作る」というもの。

そもそも、スノーボードに行くのにバイクを使うのもどうかと思いますが、それはそれとして、スクランブラーや、アドベンチャーモデルなどをチョイスすれば、普通に済む話でした。ところが、彼らがプロジェクトのベース車両として選らんだのは、カワサキの「Z500」だったのです…。

Z500とは?

参考 – http://www.motorcyclespecs.co.za/Gallery/Kawasaki%20Z%20500.jpg

そもそもZ500とは、日本ではあまり馴染みがないと思います。それもそのはず、Z500は1979年に欧州で発売されたモデルで、日本では、そのボアストロークを変更し「Z400FX」として発売されたのです。

言うなれば、400FXのお兄ちゃんといったところですね。

カバーにくるまれて駐車されていたZ500

彼らは庭の小屋の外に、カバーにくるまれて駐車されていた1982年製のカワサキ「Z500」を見つけました。オーナーとの交渉の末、安価で手に入れたカワサキ・Z500を「スノーボードに行くためのバイク」のベース車両として選んだワケです。

外装に比べエンジンはかなり良い状態だった

外装は実にみすぼらしい状態でしたが、エンジンは思いの外、かなり良い状態だったらしく、トムとマイケルは徹底的にこびりついたカーボンを除去し、洗浄しました。ただし、エンジン以外のパーツはかなり悪い状態だったそうです。

当初の計画では全塗装するハズだったのですが、サンディングの途中で、その状態が気に入ったこともあり、オリジナルの状態を活かそうということになりました。エイジングされたようなタンクはそのためです。

70年代のビンテージレザーでシートを製作

オリジナルのテールピースは切断され、新しいリアフレームにフィットするようになっています。ワンオフのシートパッドには、オレンジ色の車体にマッチした70年代の青色のレザーが使われています。

アルミヘッドライトプレート、リアブレーキリザーバブラケット、ナンバープレートホルダー、タンク右側の燃料レベルインジケーターなどは、全てワンオフで製作されています。

雪上仕様のカワサキ「Z500」

ハンドルバー、グリップおよびフットペグは全てモトクロスのパーツが移植され、完成したのがこちらの「Z500」です。背中にスノーボードを背負って行くスタイルですね。

ところで、雪の中でバイクを押しているシーンが気になりますが、さすがにリフト代わりにはならないということでしょうか。

何はともあれ、完成した「Z500」スクランブラー。こんなにも「Z500」に、このスタイルが似合うとは想像だにしませんでした。それでは最後に動画もご覧ください。

いかがだったでしょうか。日本の旧車をスクランブラースタイルにカスタムするというのも、意外とアリな気がします。”フェックス”のカスタムを考えている方であれば、参考にしてみても良いかもしれませんね。

参考 – Titan Motorcycles、Youtube : Custom Kawasaki Z500 by Titan Motorcycles 

K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。