東京モーターショー2017レポート、お次はBMWモトラッドです!今回は四輪中心の展示であるため、残念ながらワールドプレミア・モデルの登場はありませんでしたが、話題の日本初公開モデルを中心にツボを押さえた展示でした。
最大の注目は「G 310 GS」!
先日、国内販売が公式発表された「G 310 GS」ですが……
その実車が展示されておりました!確かに排気量相応にコンパクトなのですが、BMWらしい高級感と存在感を感じさせます。
それは、この”GS”シリーズ共通イメージの外装に負うところが多いのかなと思います。
通常とは前後逆向き(吸気が前・排気が後)に搭載された水冷単気筒エンジンは「G 310」と共通。
フロントフォークは倒立タイプ。ブレーキは”BYBRE”製品です。
この”BYBRE”は、率直に言ってしまえば、ブレンボの廉価版=グローバル・ブランド品であり、インドを中心に世界的に供給されているブランド。コストパフォーマンスにも優れるのでしょう。
車両全体的なプロポーションも素晴らしく整っており、コリャ売れるでしょ!と確信した次第です。
「K 1600 B」は高級感溢れるバガーモデル!
多くの来場者が注目していたのは「K 1600 B」。
こちらも以前ご紹介した通り、国内販売が開始されておりますが、ここで国内初展示されました!
御覧の独特のバガースタイルもさることながら、その大きさと高級感に多くの方が足を止めていました。
「R nineT Urban G/S」はカッコよかった!
一方、BMWモトラッドが積極的にバリエーションモデルを投入している「R nineT」シリーズにあって、クラシカルなオフロードイメージを漂わせる「R nineT Urban G/S」も展示されていました!
本モデルも当サイトで何度かご紹介していますが、シリーズ共通のボクサーエンジンを搭載しつつ……
クラシックBMWを彷彿とさせるホワイト(メタリックでないのが◎)タンクを装備。
そして……
カスタムバイクかと思わせる美しい表皮のシートを装備しています。
「R nineT Urban G/S」のデザイン処理の上手さは、このフロントフェンダーに表れています。インパクトのある前側はアップフェンダーのようですが、後ろは(短くはありますが)下に装着。”GS”チックなイメージを演出しているわけです。
ということで、この「R nineT Urban G/S」、実にカッコいいのであります。
EVモーターショーに相応しいEVスクーター!
そしてBMWブースの二輪から離れて、四輪ブースの隅に佇んでいたのがコチラの「e evolution」です!
“EVモーターショー”といわれる程に各四輪メーカーがEVを公開するなか、既に国内販売されている「e evolution」も展示されていました。
過去記事でご紹介している通り、既に国内販売も開始されていますが、初めて見る方も少なくないのではないでしょうか?
この黄色の向こう側にバッテリーが搭載されているので、そこを見せてほしいとオネダリしてみたものの、軽く拒絶されてしまいました……残念!
とは言え、シティコミューターに徹した他社製EVスクーターとは一線を画す走りを予感させる本モデル。その質感やサイズ感は実車を見ることで初めて、納得できるもの。こうして展示してくれるのは良いことですね。
サプライズは無くてもツボを押させたBMWモトラッド!
ということで、BMWモトラッドのブースには、残念ながらサプライズはゼロ!ですが、日本初公開モデルが多数展示されておりました。
ここに紹介した各モデルにご興味のある方は、是非、会場に足を運んでみてくださいね!