30ccの差で大違い!ヤマハ「TRICITY155」の詳細が判明!

東京モーターサイクルショー2016の記事でご紹介したヤマハ「TRICITY(トリシティ)155」がヨーロッパで正式に詳細が発表されました。市販前提と伝えられていましたが、やっぱり来ましたね!

2016 年9月からヨーロッパで販売開始し、その後日本などでも販売されます。

TRICITY(トリシティ)155

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今さらながらですがこの「TRICITY155」の弟分にあたる「TRICITY125」は国内販売されています。前二輪の三輪コミューターで、元AKB48の大島優子さんがCMしていたのでも有名ですね。

ヤマハは一般的なバイクのようにリーン(傾斜)して旋回する三 輪以上の車両の総称としてLMW(Leaning Multi Wheel)を商標登録しており、推しているジャンルでもあります。

でも「たった排気量が30cc増えるだけじゃ何も変わらなくね?」と疑問がでてくるのも当然です。

BLUE COREエンジンを搭載

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しかし、そのたった30ccしか違わないエンジンは、実は大きく異なります。搭載エンジンは総排気量155cc の“BLUE CORE”水冷エンジン。単なる排気量アップなどではありません。2バルブから4バルブに変更されており、全く素性が異なるのです。以下カッコ内が125モデルです。

  • ボア×ストローク:58.0 mm ×58.7 mm (52.4 mm × 57.9 mm)
  • 圧縮比:10.5 : 1(10.9 : 1)
  • 最高出力:14.9hp / 8000rpm(10.9hp / 9,000rpm)
  • 最大トルク:10.6lb-ft. / 6,000rpm(7.7lb-ft. / 5,500rpm)

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そもそも”BLUE CORE”エンジンとは、高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点を徹底的に追求した、ヤマハが全力で開発した次世代の高性能小型エンジンです。ということで、たった30ccで上記のような出力向上を果たしているのも納得いただけるでしょう。きっと燃費も向上しているに違いありません。

それに加えて「TRICITY 155」は、もっと行動範囲を広げ、所有感を満たすNew Standard City Commuterをコンセプトに開発されたそうです。行動範囲を広げる原動力=エンジンは”BLUE CORE”で解決。さらに以下に挙げる点が125から変更されるそうです。

125からの変更点は?

剛性をアップした新設計フレームの採用とフラットフットボード面積拡大により、ゆったりした乗車ポジションを確保しています。新設計フレームはエンジン性能向上に併せての対応かと思われますが、フラットフットボード面積拡大は「TRICITY125」ユーザーの声=「足元が狭いぞ!」に対応したものと思われます。ユーザーと近い距離にい続けるヤマハさんのスタンス、好きです!

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容量を拡大した23.5L収納トランクやDC 電源ソケットを備える蓋付小物入れの採用により、日常での利便性を向上させています。

パーキングブレーキが新たに採用されました(詳細未確認なのですが、写真中央部付近にPの文字が見え、それがレバーと思われます)。

高級感を感じさせるLED ヘッドライト&ポジションランプが新たに採用されています。

これだけのアップグレードを果たして、ヨーロッパでの販売価格は4,499ユーロですから約55万円。圧倒的に魅力を増していますね。維持費のアップは仕方がないところですが、155なら高速道路にも乗れます。これは日本導入が楽しみになってきました!

参考:ヤマハ

Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。