古いハーレーの排気音に癒しの効果があるって本当!?

ハーレーの排気音といえば、ドドドンと地響きのような低い音をイメージするのが一般的。

しかし、1984年代以前の古いハーレーはちょっと違う。

低い音程の中に乾いた高音が混じり、さらに不規則なアイドリングを打つのだ。

エンジンの構造だったり点火のせいだったり、その由来の難しい理由は割愛させて頂くが、その不規則なアイドリングが生み出す、やはり不規則な排気音に、なんとヒーリング効果があるというのだ。

なんでヒーリング効果があるの?

古いハーレーの排気音に癒しの効果があるって本当!?

皆さんは「1/fの揺らぎ(えふぶんのいちのゆらぎ)」という言葉を知っているだろうか?

ヒーリング・ミュージックなんかの効能説明なんかによく用いられる用語で、

人に癒しの効果を与えてくれるというゆらぎのこと。

古いハーレーの不規則な排気音には、この1/fのゆらぎと呼ばれる効果があると言われているのだ。

「1/fの揺らぎ(えふぶんのいちのゆらぎ)」ってなに?

古いハーレーの排気音に癒しの効果があるって本当!?

規則正しさと不規則さの中間のゆらぎ。

分かりやすく例えるなら、風になびく風鈴の音色、小川のせせらぐ音。

または、焚き火の炎の揺れや蛍の光。

次に鳴る音のタイミングや揺れなどが予想できない不規則なゆらぎのことだ。

人はその不規則なゆらぎに心地よさを感じるという。

実際に化学的な証明はされていないが、人がそれを「感じる」ことは確かなのである。

タカッタ、タッ、タタッ、タッ、タタタッ、タッ…。

古いハーレーの叩き出す不規則な排気音から生み出される心地の良い1/fのゆらぎ。

多くの人たちが古いハーレーに魅了されている理由のひとつとして挙げるのには、十分すぎる要因ではないだろうか。

TSURU

TSURU

モーターサイクル・ファッション誌「UP-SWEEP」の編集長。変に偏ったバイクとファッションの知識を持ち合わせ、物事を哲学的に思考する癖がある。