何と木製!? ホンダ「CB350」のカフェレーサーが大人向けカスタムだ!

当サイトでも何回か木製のフェアリングを持つバイクを紹介していますが、今回も木製のパーツで作られたカスタムバイクの紹介です。車種は何とホンダ「CB350」。「CB400」に比べると若干、マイナーな車種ですが、その潜在能力には侮れないものがある……そんなややマイノリティーなマシンです。

木製のフェアリング!?

米国アイオワ州のマイク・グスタフソン氏は家具デザイナーですが、同時にMonnom Customsというカスタムショップのビルダーでもあります。

今回、彼が製作したカスタムバイクは、彼の作品としては2台目になります。

ホンダ「CB350 CAFE RACER」

グスタフソン氏が製作した最初の1台はホンダ「CB550」で、そちらも木製のシートを備えたカスタムバイクでした。シートは彼のスタジオにあった、桜の木切れから製作したそうです。というのも、彼は製材の350ドルを買う余裕がなかったからです。

そうして製作された「CB550」は注目を集め、2台目の製作へと繋がりました。その2台目こそが「CB350」だったわけです。

ホンダ「CB350」

1972年に製作されたCBシリーズの中の一台です。OHCパラレルツインシリンダー、4ストロークエンジンを搭載し、静かで乗りやすく疲れの少ないバイクとして発売されています。同じような名称の「CB350F」とは全くの別物になります。

木製のフェアリング

フェアリングに用いられた木材はウォールナットになります。「フェアリングを視覚的に気を散らさないようにフォークに取り付けることにはいくつかの課題がありました」とマイク氏は説明しています。彼の取り扱う木材は曲線を描くことが多く、それゆえにこういったデザインになったそうです。

シートはソリッドなブラックウォールナットで作られています。CBに適切なカフェスタイルを与えるシングルシートは、ポリウレタンでコーティングされています。

木製のフェアリングとシートに目がいきがちですが、ベース車両となった「CB350」は、約25年間手入れが行き届いていない納屋に放置されていた車両です。こちらもエンジンを下ろしてリビルトし、チャーリーズプレイスのダイナコイル、新しいリックスモータースポーツエレクトリック充電システム、KAスリッパーカムテンショナー、ミクニVM30キャブレター、電子式点火などの新装備に変更されています。コーンエンジニアリング製のステンレススチール製のマフラーも装着されるなど、かなりの変更が加えられています。

マイク氏はフロントフォークを下げてスタンスを取り、後方に2インチのショックを加えています。スイングアームも3.5インチ伸ばし、フレームを短くしました。穴あき鋼をでスイングアームを補強しています。

ウォールナットを活かすキャンディアップルレッドに塗装され完成を遂げた「CB350」。全体的にカフェレーサースタイルのマシンに木製パーツを取り込んだことで、ラグジュアリー感が増している気がしますね。まさに男心をくすぐる、特別なカスタムバイクです。

参考-BIKEEXIF
K.Y

K.Y

スーパーカーやバイクなどの乗り物と音楽と洋服が好きなガテン系中年ライター。どんなものでも中身はハイテク外見はローテクが理想のカタチである。