アナタの知らない世界のバイク【スノーモービル編】

「アナタの知らない世界のバイク」と題し、『クリーブランドサイクルワークス編』、『エクセルシオール&ダグラス編』、『超巨大多気筒編』、『インディアン製サイドカータクシー編』「サイドカー編」と、KERSTING’S CYCLE CENTER & MUSEUMに展示されている世界の珍しいバイクを紹介してきた連載シリーズの第6回。今回はこの冬に向けて乗ってみたい車両をご紹介!

何の気なしに置かれていたこの車両。巨大フェアリングからしても見たことのない形状なのですがこれは一体何でしょうか?

リアタイアがどうなっているのかわからない

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リアタイヤが見えませんが、どうなっているのでしょうかねこれ?

リアタイヤの代わりにキャタピラが装着されていた

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回り込んでみてようやく判明。キャタピラになってる! バイクベースでスノーモービル作っちゃった的な発想ですかね? しかしフロントはタイヤだし、これでは雪山走れないですよね?

diversco社製の「サイクルスノーシュー」キット

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どうやらdiversco社から「サイクルスノーシュー」というキットで発売されていたもののようです。当時のキット価格は450ドル。フロントがソリではなくタイヤ仕様になっていたのは草原とかグラストラックを走る用だったのかも?

ドライブはダブルチェーンになっていた

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ドライブはダブルチェーンになっていました。キット自体は80ccから305ccの安価なオートバイに取り付け可能だったようです。当時はスズキ、ホンダ、ブリジストン、ヤマハに対応してたのですが、リアのシャフト径とフロントにソリが付けられれば大概の車両にセッティング可能だった様子ですね。

20分でスノーモービルに変形可能

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サイクルスノーシューキットを使えば20分でスノーモービルに変形可能とのこと。広いアメリカではいろんなこと考えて、商売にしちゃう人がいるものです。今では広い板張りが物置状態になっちゃってますが…。

ベース車両はカワサキのF4サイドワインダー?

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ちなみにこの車両のベースはカワサキの「F4サイドワインダー」っぽい。タンクなどは同形状と思われるが、シート、フロントブレーキパネル、マフラーなどが違うので、カスタマイズされているものかと思われますよ。

参考 – KERSTINGS CYCLE CENTER

NANDY小菅

NANDY小菅

各種バイク誌で活躍しているフリーライター。バイクとアニメの探究者で著書に「アニメバイク本」、「ご奉仕大好き! メイド本」など。所有バイクは15台くらい。