スペイン発!見事にまとめ上げられたヤマハ「XS400」ベースのカフェレーサー!

マイナーなオートバイが、カスタムされて生まれ変わる例は少なくありません。今日ご紹介するのはヤマハ「XS400」をベースに制作された「これぞカフェレーサー」と呼びたくなる姿に生まれ変わった一台です。

当初、お客さんの要望はヤマハ「XS750」をベースにした軽量でクラシカルなカフェレーサーでしたが…、はたしてどのように変わったのでしょうか。早速ご紹介いたします。

ベース車両は「XS750」から「XS400 A2A」へ

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製作したのはスペインのカスタムビルダー「Mocco Motors」。お客さんの要望に応えようと「XS750」のベース車を1ヵ月かけて探したそうですが、状態の良い車両がどうしても見つからず。お客さんと相談のうえ、スペイン輸入名「XS400 A2A」(日本国内では類似仕様・角タンクで「GX400」と呼ばれた)にベースを変更。

パフォーマンスよりベース車両の雰囲気を重視しました。そしてお客さんの憧れだったXS750のガソリンタンクを搭載することにしました。お客さんの要望に応えてホイールもスポーク化。SR250用を流用しています。

また、もう一つの要望であるバッテリーレス化(厳密にはライト補助用に小型バッテリーに換装)も実現。電装系を直流化して、始動用とライト用の2系統に引き替えました。始動はキックのみとなりますが、軽量化を実現しつつカフェレーサーらしいアピアランスを手に入れています。

カフェレーサー気分を盛り上げる

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これがライダースビュー。各部がブラックアウトされて渋い雰囲気です。低過ぎないセパレートハンドルがカフェレーサー気分を盛り上げます。

レザー部分もコダワリの一つ

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“Tarrozi”のセパレートハンドルは上下反対に装着しています。グリップが実に良い雰囲気です。このレザーもコダワリの一つ。チェンジペダルとキックペダルも同じレザーで統一されています。また、エンジンはオーバーホールを行い、吸気系にはお約束のK&Nフィルターを装着しています。

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そしてトドメはこのシート&カウル。ワンオフで製作したそうです。レザーは先に紹介したグリップ等と統一されています。

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シートレール後部をカットしてリアフェンダーを除去、小型のテールライト・ウィンカーを装着。細部に抜かりありません。

ビルダーの意向を賭けたようなパフォーマンス重視のカスタムは確かにテンションが上がりますが、筆者としてはオーナーの憧れを実現する”個人的なカスタム”の方が好みです。自分もこのようなカスタムに挑戦してみたいと思わせてくれる素敵な一台です。

参考 –  Macco Motors

Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。