いよいよ今月末から開催される東京モーターショー。カワサキを除く各社が出展概要を発表しましたので、前フリ記事を多数掲載いたしました。
小排気量車を中心に期待が高まるホンダ、「Z」復活が確定的なカワサキ、事前情報では大人し目なスズキに対して、ヤマハは市販車との関連が極めて薄い展示概要という印象でした。
勝手に大予想!「MT-09 SP」の発表に期待したい!
そこで、勝手に大予想!ヤマハが東京モーターショーで「MT-09 SP」をリリースしてくれたら嬉しいなっと。というのも、海外の大手メディアが、ここ数週間の間、頻りに「MT-09 SP」の登場を記事化しているのです。「火のない所に煙は立たぬ」……あちらでは何か情報が入っているのではないかと想像するのです。
その根拠の一つとして挙げられるのがコチラ!「MT-09 Sport Tracker」です。残念ながら既にラインアップから姿を消してしまいましが、「MT-09」をベースにした特別仕様車として2016年まで市販されていたモデルです。
“Tracker”の名に恥じぬよう、ゼッケンプレート風味のメーターバイザー&サイドカバーを装着。実はコレ、アルミ製です!
さらにフロントフェンダーはカーボン製、ステーはアルミ製と、ヤマハらしく、なかなかに凝った仕様でした。
そのサイドカバーの内側に這って上げて出されているのは”Akrapovic”製アップ仕様のサイレンサー!なかなかに魅力的なモデルでした。
さらに数年を遡れば……
こ~んな特別仕様車も存在しました!「MT-09 Street Rally」です。
あのロッシ選手をプロモーションに投入した力の入ったモデルでした。
前後ホイール&フロントフォーク・アウターチューブに配されたブルーをキーカラーにした未来的なエクステリアと……
これまた”Akrapovic”製のスラッシュカットマフラーが印象的なモデルでした。
“Street Rally”というコンセプトも斬新であり、こんな走りを予感させてくれたのですが……コチラもいつの間にかラインアップから姿を消しています。
「MT-09 SP」出してください!
ということで、過去に「MT-09」ベースの特別仕様車が2台も出されていることから、ヤマハが「MT-09」ベースで何かやりたがっているのは確実。それを裏付けるように、最近ヨーロッパで飛び交う噂。
ということは……
このMTシリーズの頂点に君臨する「MT-10 SP」を踏襲する形で、今回の東京モーターショーにて「MT-09 SP」がリリースされるのでは、と思うのです。
「MT-09 SP」の見所は、何と言っても”Ohlins”製の電子制御サスペンション!エクステリアの仕上げは「Sport Tracker」のイメージでお願いしたいところです。
皆さん、コンパクトな水冷3気筒エンジン搭載のハイパーネイキッド「MT-09」の上級バージョン「MT-09 SP」の登場、どう思いますか?ショー当日サプライズの多いヤマハさんですから、やってくれると期待している筆者です。