ヤマハが昨年のミラノショーにおいてサプライズ投入して話題を集めた「MT-10 SP」。
オーリンズ製電子制御サスペンションを装備した同車は日本にも導入されて、瞬く間に人気モデルとなりましたが……
「MT-09 SP」が公式発表されたのだ!
さて、東京モーターショーを前に、筆者はこのような記事を書かせて頂いたわけですが、残念ながらハズレ……ところが!「MT-09 SP」がミラノショーでリリースされるのであります!ほっ……
それがコチラ!カラーリングは兄貴分「MT-10 SP」と同じく、”ブルーイッシュホワイトメタリック”です。
フロントフォークは待望のオーリンズ!ではなくて、カヤバ製です。
が、ノーマルと異なり左右両方がフルアジャスタブル仕様にアップグレードされています。
リアは期待通り、リモートアジャスター付きのオーリンズ製品が奢られています。
このカラースキームと前後足回りこそが、「MT-09 SP」の特徴となります。
どうでも良いですが、欧米人的には”日本”と”ダークサイド”から、こんな風景をイメージするのでしょうか?
さて、「MT-09 SP」のベースモデルからのその他の変更点は……
- シートに施されたブルーのステッチ
- “SP”専用のブルーホイール
- ハンドルバー&コントロールレバーがブラック仕上げ
といったところです。
足回りのアップグレードにより、さらに魅力的になった「MT-09 SP」。ヨーロッパでは2018年1月より販売が開始されます。
「MT-10 SP」も日本に導入されましたからコチラも期待大。ヤマハさん、楽しみにしていますよ!
「MT-07」はモデルチェンジ!
一方、地味~にモデルチェンジを果たしたのが「MT-07」。2014年の販売開始から4年間で8万台を売り上げた大人気モデルです。
ご覧のように、ガソリンタンク&エアインテークが「MT-09」的な形状に変更され、ヘッドライトもリデザインを受けています。シート形状も変更されることで、エクステリアが一新されているほか……
- フロントフォークセッティングを、よりスポーティな味付けに
- リアショックがリバウンドダンピング調整可能に
と、足回りを熟成させて来ました。
コチラは2018年3月にヨーロッパにて販売が開始される模様。もちろん日本にも来るでしょうね。楽しみです!