【東京モーターショー2017】異色の三輪&四輪を連発!ヤマハの東京モーターショー出展物は、ある意味でサプライズだった!

25日のプレスデーに続いて、いよいよ開幕する東京モーターショー。しばらくは各ブースの注目モデルをご紹介します。先日のホンダに続いてはヤマハです!

コレは斬新!ヤマハが東京モーターショーで見せてくれる未来が魅力的!

事前にヤマハが発表した出展概要では、自立走行が可能な「MOTOROiD」と自律走行する「MOTOBOT Ver.2」がプッシュされていましたが……

「MWC-4」は前後二輪のLMW!

まず最初にご紹介するのは、前後二輪のLMW「MLW-4」。世界初公開されたコンセプトモデルです。

そのキーテクノロジーはヤマハが猛烈にプッシュしているLMW。LMW=Leaning Multi Wheelとは、ヤマハがころばないバイクを目指して開発したテクノロジーのこと。

この「MLW-4」は、“ハーフサイズモビリティ”をコンセプトに開発された、二輪車から発想したモビリティの可能性を広げる前後2輪の4輪LMW。四輪だからと言って自動車じゃないよ、ということなのでしょうね。

従来の二輪車にはない快適性と、発電用エンジンを備えたモータードライブや姿勢制御技術が実現する新感覚の走行フィーリングを、モーターサイクルと楽器からインスパイアされたスタイリングで表現しています。

原動機の種類は水冷2モーター+発電機専用エンジン。んっ、日産の「e power」的なイメージですね。車両の寸法は全長2,680mm×全幅900mm×全高1,480mm。ビッグスクーターよりは長いですが、幅は一般的なモーターサイクル+α程度に収まっています。

各部はヤマハらしく、美的センスが感じられます。

「NIKEN」は初の大型LMW!

続いては、水冷直列3気筒エンジンを搭載した大型LMW(リーニング・マルチ・ホイール)の「NIKEN」。コチラも世界初公開です!

走行環境変化の影響を受けにくく、旋回時の高い安定感を生み出すLMWテクノロジーを搭載し、さまざまに変化する路面や、コーナーが続くワインディングロードを自在に駆け抜ける高いスポーツ性能を実現します。

ボディデザインは、フロント15インチタイヤとタンデム・倒立式フロントサスペンションの組み合わせというこれまでにないメカニズムを活かし、スポーティな運動性能を視覚化するとともに、上質感を両立させています。

今さらながらですが、ヤマハのLMW搭載モデルは、既に「トリシティ155」により155ccまでは市販化されているわけで、今回の「NIKEN」は大型進出への決意表明と受け取ることもできます。期待しましょう!

ヤマハが自動車!? CROSS HUB CONCEPT!

アクティブ&アーバンなライフスタイルをつなぐ、ヤマハファンのための提案として展示されたのが、まさかの四輪! 「CROSS HUB」です。

コンパクトなパッケージでも2台のモーターサイクルを搭載できる、「ヤマハの遊びをリードする」デザインコンセプトモデルです。

ヤマハの心意気は買いますが、今から四輪に進出するのでしょうか?あるいは後にトヨタとコラボレーションする、みたいな裏ストーリーが既に出来上がっているのでしょうか?

「MOTOROiD & MOTOBOT Ver2.0」は予定通り展示されたが……

そして大々的に事前発表されていた「MOTOROiD」&「MOTOBOT Ver2.0」ですが、御覧の通り、予定通り世界初公開されました。

「MOTOROiD」は新しい感動体験の創出を目的に、知能化技術というインテリジェンスを用いて、「人とマシンが共響するパーソナルモビリティ」を目指す概念検証実験機。開発コンセプトは、「UNLEASHED PROTOTYPE(常識からの解放)」。オーナーの存在を認識するなどまるで生きているようなインタラクション(相互作用)機能を持ち、こうしたチャレンジに取り組みながら、新しい価値を生み出す技術の獲得を目指して行くそうです。

「MOTOBOT Ver.2」については、最早、説明不要でしょうか……2017年の開発マイルストーンとして設定されたのは「200㎞ / h以上でのサーキット走行」と、バレンティーノ・ロッシ選手とのバトル。MOTOBOTの開発で得た高度な要素技術や知見は、既存ビジネスの新たな価値創造や、新規ビジネスの開拓に活かされるそうです。

市販車に直結するサプライズは?

ヨーロッパで話題騒然!ヤマハ「MT-09 SP」が東京モーターショーで発表される!?

実は東京モーターショー開幕前、当サイトでは、こんな記事を掲載していたのですが……残念ながら「MT-09 SP」の姿はありませんでした。というか、今回のヤマハブース、市販車と関連するサプライズ自体がゼロ!毎回、ショーでは工夫を凝らし、私たちユーザーが想像していないようなサプライズを用意しているヤマハらしくなく、正直、肩透かしを食らった印象。「MT-09」は展示されていましたが……。

ということで、今回の東京モーターショーのヤマハブースは、ヤマハの未来を感じたい方は、是非、足を運んでみてください。そうでない方は……時間があったら覗いてみたら良いかと思います。

参考-ヤマハ
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。