英国・ロンドン生まれの折りたたみ自転車ブランド「BROMPTON(ブロンプトン)」が、2015年9月16日(水)東京・代官山にオフィシャルストアをオープンする。
ブロンプトンのオフィシャルストアは、東京代官山店で記念すべき世界10店舗目となる。なお、日本では神戸店に続く2店舗目となる。
「BROMPTON(ブロンプトン)」とは?
1975年に「ブロンプトン通り」を見下ろす創業者アンドリュー・リッチー氏の自宅で最初の一台が生みだされ、以来40年経った今でもブロンプトンのすべての自転車はロンドンにて手作業で作られている。
1995年にはイギリス国王室から優れた英国内製品にのみ与えられる”QUEENS AWARD”が、2009年には20年以上に渡りイギリス産業界へ顕著に貢献してきたことが認められ、バッキンガム宮殿においてプリンス・フィリップ・デザイナー賞が贈られた。
代表的なモデル
組み合わせ自由なのがブロンプトンの良いところだが、最もスタンダードな組み合わせが、Mタイプハンドルを採用した3段変速モデルの「BROMPTON M3L」であろう。
折りたたむまでの工程が独特で、フレーム中央からパタンと折れるのみの他メーカーのものとは全く仕様が異なる。
不思議とコンパクトに折りたたんでもオシャレに見える。
ちなみに価格は税別16万円からと、若干高額に感じるかもしれない。しかし、ブロンプトンの生産は、クオリティーの担保するため外部生産などを行うことなく全て自社で行っているため、どうしても割高になってしまうのだが、質を求めるユーザーからは絶大な支持を受けている。
今回のストアオープニングについて、創業者であるリッチー氏は以下のようにコメントしている。
「この数年、日本では数々のブロンプトン・ディーラーに会うチャンスに恵まれ、また彼らの熱意に圧倒され続けてきました。そして今回、東京という活気にあふれた都市に日本国内第2号店となるオフィシャルストア”Brompton Junction Tokyo”をオープンできることができました。この場所をブロンプトンの魅力と数知れない面白さを発信するコミュニティへ、皆さまと一緒につくり上げていけたらと思っています。」
およそ100m2もの広さがある代官山店では、幅広いモデルのラインナップを用意しており、フレームカラーやアクセサリーの種類も豊富に取り揃えている。
フレームの色から、変速段数やギヤ比の軽・重、タイヤの種類などまで細かく指定できるカスタムオーダーのサービス「BROMPTON BIKE BUILDER」もスタートするとのことで、様々な応えるべく、万全の体制となっている。
人と違ったハイレベルな折りたたみ自転車を購入しようと思っていた方は、一度チェックしてみてはいかがだろうか。