ジェームズ・ボンドの映画から「アストンマーティン」がレゴになって登場!
ル・マンのレースカー、クラシックスポーツカーなどをキットとして発売してきたレゴと人気映画作品とのコラボが実現しています。
「007」シリーズの映画が公開されたのは1962年
大ヒットシリーズの「007」は、スパイ映画として世界中にファンをもつ名作。作品ごとに注目を集めるのは、ボンドガールの存在とボンドカーなのです。今回は、レゴにもなった気になる歴代ボンドカーをリサーチしてみました。
1作目に登場したのは、サンビームアルパイン。そして1964年「007 ゴールドフィンガー」3作目に、アストンマーティン・DB5(DP216-1プロトタイプ)が登場。そしてジェームズ・ボンドの愛車として登場する回数が多い車種が、「アストンマーティン・DB5」なのです。
1965年「007 サンダーボール作戦」、1995年「007 ゴールデンアイ」、1997年「トゥモロー・ネバ―・ダイ」、2006年「007 カジノ・ロワイヤル」、2012年「007 スカイフォール」など、じつに007の5作品でジェームズ・ボンドの車として登場しています。
その他の車種には、トヨタ・2000GT、アストンマーティン・DBS、フォード・マスタング・マック1、アメリカン・モーターズマタドールなどがあり、数多くのボンドカーのカーアクションが見どころのひとつとなっている「007」シリーズにファンが多いのも納得です。
レゴになったのは「アストンマーティンDB5」
世界で有名な車のひとつに挙げるとしたら、1964年製のボンドカーの名前が出てくるのではないでしょうか。撮影用のDB5の仕様には、回転するナンバー・プレートやオイル散布装置、煙幕発射システムなどが装備され、秘密兵器をそなえたボンドカー。
2010年に「007」のシリーズで撮影用に特注されたというアストンマーティンは、当時ラジオDJのジェリー・リーに売却。その後、慈善活動の資金を捻出するためとして競売にかけられたのですが、予想落札価格、約4憶6千万円以上といわれ話題となったのです。
そんな話題のアストンマーティンのレゴキットは、上級者向けで全1,290ピースあり、高さ3センチ、長さ34センチ、幅12センチほど。回転式のナンバープレートや助手席の脱出装置などボンドカーの秘密兵器が忠実に再現されているので、ファンには嬉しい完成品となることでしょう。