限定100台…だと!? ボルボのハイパフォーマンスモデル「ポールスター」が販売開始!

ボルボ・カー・ジャパンが8月5日より、「S60」と「V60 」のハイパフォーマンスモデル新型「S/V60 ポールスター」を、日本で販売開始すると発表しましたので紹介しましょう。
ボルボ「S60 / V60ポールスター」とは?
まず、ボルボ「S60 / V60ポールスター」とは、「S60」がセダンタイプ、「V60」がワゴンタイプです。そのハイパフォーマンスモデルにあたるのが「S60 / V60 ポールスター」で、今回紹介するのは、アップデートされた新型となります。
レーシングテクノロジーが活かされた
「ポールスター」は、ボルボのラインアップの中でも特別な位置づけのブランド名です。
名称の由来はボルボのオフィシャルパートナーであり、WTCCに参戦している「ポールスター・シアン・レーシング」です。シャーシとエンジンには、このレーシングカーと同一のテクノロジーが反映されています。
Drive-E T6エンジンをチューンアップ
従来型の3.0リッター直列6気筒エンジンから2.0リッター4気筒エンジンへとダウンサイズされました。このダウンサイズされたDrive-E T6エンジンをベースに、ターボチャージャーを大型化し、スーパーチャージャーを強化、コンロッドとカムシャフトを見直し、エアインテークの大型化、および燃料ポンプの大容量化といったチューンを加え、エンジン性能を向上させています。
結果、最高出力は従来の345hpから367hpに向上。0-100km/h加速は、「S60ポールスター」で4.7秒、「V60ポールスター」で4.8秒、最高速度は250km/hを実現しています。
パドルシフト付き8速オートマチックトランスミッションを採用。新型にはボルグワーナー社の4WDシステムと、スポーツプラスモードも加わりました。電動パワーステアリングに至っては専用にチューニングされています。
371mmのスロット付フロントブレーキディスク、ブレンボ製6ポッドキャリパー、オーリンズ製DFVダンパーなどを採用し、ドライビングダイナミクスの強化も図られている点もポイントですね。
20インチのアルミホイールも、抜かりなく新デザインが採用されています。
20kgもの軽量化にも成功
エンジンをダウンサイジングしたことにより、車両重量も20kgもの軽量化が計られました。また、この軽量化はハンドリング性能を大きく向上させることに貢献しています。
さらに、燃費においても12.2km/Lを実現し、最大27%もの燃料消費率を向上させています。
100台限定での導入
「S/V60 ポールスター」は日本において、3度目のリリースとります。初年度は90台、昨年は50台と続きますが、今回も同様に、100台限定での導入となります。それではプロモーション動画もご覧ください。
いかがだったでしょうか? 4ドアセダンと5ドアワゴンですが、どこかレーシーな雰囲気を感じさせてくれますね。かつて、「スカイラインGT-R」も4ドアこそが真の「GT-R」と呼ばれていたそうですし、羊の皮を被った狼という感じで、なかなかそそるものがありますよね。
限定100台とのことですので、気になった方は即ディーラーへ!