いざ、レストア!「アニー」の未来はどっちだ!?
いよいよアニーがフォルクスワーゲンのレストア工場に到着しました。
瞬時に職人たちに脱がされるアニー。体の隅々を手慣れた手つきの職人たちにあれよあれよという間もなく診られていきます。老朽化が進んだパーツは新品のものと交換し、使い続けるパーツはきれいにリペアしていきます。
早速ボディは塗装の工程に入ります。いままでの古い塗装をはがし素肌を表したアニー。まるで新車を塗るかのように丁寧な下地塗装をかぶせます。ムラがないように丁寧にやすりがけをします。
下地が塗り終わると、その上から鮮やかなレッドが塗られ、まるで鏡のようになるまで丁寧に磨かれていきます。
もちろん、彼らの看板であるフォルクスワーゲンの文字もピカピカにしていきます。
いよいよレストアされたパーツを組みなおしていきます。新品同然になった駆動系、旧式ながらも磨かれたメーター。新品のシートに曇りなきまんまるのヘッドライト。どんどん美人になっていきますね。
足には美しくもクラシックな靴を履き、内装もばっちりきれいでおニューなシートが敷かれます。
最後に待つのはイグニッションの儀。ピカピカのエンジンになったアニーは素晴らしい歌声で体を震わせました。
劇的ビフォーアフターですね!もうしゃがれた声だなんて誰も言いません!ピカピカになったアニーがキャサリンとの待ち合わせ場所に向かいます……
Writer:
ZANGE