トヨタは、2016年1月15日(金)〜17日(日)に幕張メッセで開催されるカスタムカーイベント「TOKYO AUTO SALON 2016」に、「第44回東京モーターショー2015」に出展したコンセプトカー「TOYOTA S-FR」のレーシング仕様車「TOYOTA S-FR Racing Concept」や、“G’s”のコンセプトカー「VOXY G’s Concept」、「NOAH G’s Concept」などを出展すると発表した。
TOYOTA S-FR Racing Concept
“ヨタハチ”の後継機であり、TOYOTAライトウェイトスポーツの系譜を継承したエントリーモデルとされる「TOYOTA S-FR」のレーシング仕様車というだけあり、大きく張り出したオーバーフェンダーやフロントアンダースポイラー、カナード、リヤスポイラーなどの大型のエアロパーツを搭載し、「TOYOTA S-FR」のスタイルをベースにしつつ、よりスポーティなスタイルを実現している。
VOXY G’s Concept NOAH G’s Concept
TOYOTA GAZOO RACINGのテストドライバーたちがトータルでチューニングを施したという、“G’s”ブランドから「VOXY 」「NOAH」の2車種に、ミニバンを意識させない「走りの楽しさ」「操る喜び」の要素を加え、上質な乗り心地までをも追求したという「VOXY G’s Concept」、「NOAH G’s Concept」。
若者をクルマ文化に引き戻すことはできるのか?
また、2007年から参戦を続けているニュルブルクリンク24時間耐久レースの歴代参戦車両や、2015年にFIA世界耐久選手権(WEC)や全日本ラリー選手権で活躍した車両なども展示されるという。
トヨタだけでなく、全ての自動車メーカーの課題でもある「インターネット文化に傾倒する若者をクルマ文化に引き戻す」ことはできるのか?
まずは「TOYOTA S-FR Racing Concept」の活躍に期待したい。