遊具であるバービーカーにエンジンを搭載して本格派アメリカンマッスルカーを作り出そう!なんて発想はなかなか思いつかないもの。そんな奇想天外なことをやりとげたアメリカのユーチューバーがいます。ピンク色をしたフォード・マスタング・バービーカーが図太いエンジン音を鳴らしてドリフトする姿はまさに圧巻です。
そもそもバービーカーとはどんなもの?
「バービーカー」という単語自体、日本ではあまり聞きなれない言葉だと思われます。
バービーカーとは、バービー人形が乗っているような遊技用のクルマ。バービー人形そのものが乗っているミニチュアのオモチャが一般ですが、アメリカでは5歳ぐらいまでの子供が乗れる実寸大まで大きくしたクルマも販売されています。
もちろん、大人が乗れば非常に窮屈。大人が乗って楽しもうなんて、まず考えることはないでしょう。
アメリカではバービーカーは大人が楽しむもの
外国の方々は日本人と違い、遊び心を持った大人が多数。
本来、バービーカーは子供用の遊具であるにもかかわらず、バービーカーのダウンヒルレースが開催されていました。
「いい大人がバービーカーでレースなんて…」と思っちゃうかもしれませんが、童心に戻って楽しむ大人たちを見ると、ついつい参加したくなってしまいます。
参加しているバービーカーは大きな改造が施されていなさそうですが、これから紹介するバービーカーは大人が本気で作り上げたハイスピードデンジャラスバービーカーです!
外見は可愛いバービーカー、中身は魔改造されたゴーカート
ユーチューブチャンネル「Grind Hard Plumbing Co」は、エドウィン・オールディング氏により編集・配信されています。
チャンネル内には「Building the Barbie Car Go Kart : Season 1」というシリーズ内でエンジン搭載のバービーカー製作を実施。
ベースは遊園地などで使用されるゴーカートのフレームをベースに、ホンダ製の二輪車用エンジンを搭載。それに、外側のボディにフォード・マスタングのバービーカーを被せ、可愛いピンク色のバービーカーが魔改造されたデンジャラスバービーカーへと変貌しています。
車体の構造はシンプルに思えますが、バイクのエンジンを4輪車に汎用するのはかなりの難題。
いくつもの試練を乗り越え、バービーカーが完成する様子を見ていると、ついつい時間を忘れて見入ってしまいます。
魔改造バービーカーの行く末はいかに?
「Building the Barbie Car Go Kart : Season 1」は全10話の動画で編集されています。
彼らが魔改造バービーカーを製作している過程を見ていくと、走行中のクラッシュやハプニングなど名シーンが目白押し。こんな大人の遊びも羨ましいと思ってしまう動画に仕上がっていますので、是非ご覧ください。