開催中のフランクフルトモーターショー15で注目を浴びている1台が、ベントレーのスーパーSUV「ベンテイガ」。
6.0リッターW12ツインターボエンジンを搭載し、最高出力447kW(608PS)、最大トルク900Nm(91.8kgm)を発揮し、0-100km/h加速はなんと4.1秒、最高速はスポーツカーと肩を並べる301km/hという文句無しの世界最強&最速のSUVです。
もちろん、そこは由緒正しきベントレーの銘を与えられているクルマだけあって、「おもてなし」には最大限の配慮が隅々まで行き届いています。
シートは専用設計で、職人技のダイヤモンドキルト模様のレザーを組み合わせたデザインで、最大22パターンの電動による調整が可能となっています。さらにクッションとバックレストボルスターも調整でき、マッサージ、シートヒーターそしてベンチレーションにも6種類のモードが実装されています。オーディオ関係は、「ベントレー プレミアムサウンド システム」という20スピーカー / 21チャンネル、1,950Wアンプ、スーパーツイーターという一見「やり過ぎ」ともいえるハイエンド・サウンドシステムを選択可能となっています。
また、専用の10.2インチAndroidタブレットが2台後部座席に置かれており、車体内蔵4G+Wi-Fiでインターネットや後部座席の設定変更が可能です。
ベンテイガの第1号オーナーは?
さて、タイトルどおり、このベンテイガの第1号オーナーがショーの最中に決定しました。海外のモーターショーではそのまま展示している車両や、その場で商談を進めることは決して珍しいことではないそうです。そのオーナーとは…、
画像 – wikipedia
エリザベス2世英国女王陛下なのです!
既にオーダーしたクルマは工場で製作開始しているそうです。納車時期は年末あたりではないかと思われます。もちろん、女王陛下がお乗りになるので特別仕様なんでしょうが、是非とも感想を聞いてみたいものです。ちなみに、このショーの間に3,600台のオーダーがベントレーに入っているそうです。