BMWモトラッドは近未来のシティコミューターとして電動スクーターの「Concept Link」を発表しましたが……
四輪のBMWの方は、より市販モデルに近いコンセプトカーを発表して、注目を集めました。今回は、その「コンセプト8シリーズ」をご紹介しましょう!
BMW「コンセプト8シリーズ」
コチラが、その「コンセプト8シリーズ」。このコンセプトカーが注目なのは、それが単なるデザインスタディではなく、来る2018年に登場予定の「8シリーズ・クーペ」のコンセプトカーとして発表されたためです。
BMWでは、“The NUMBER ONE > NEXT”戦略と銘打ち、ラグジュアリークラスで更にプレゼンスを高めることを目指しており、8シリーズはそれに資するモデル群と期待されています。
BMW取締役会長のクール―ガー氏は、
8シリーズは、常にスポーツ性能においてわが社の頂点であるばかりでなく、BMWらしい最上級なモデルでもありました。
と述べています。
エクステリアでは、クルマを知らない人が見てもBMWとわかるフォルムでありながら、クラシカルな古き良きデザインと、斬新さに満ちた新しいアイデアを各所に散りばめ、それらを見事に融合させています。
「コンセプト8シリーズ」の低く流れるようなシルエットは、力強さを表現しています。長く滑らかな曲線を描くボンネットからルーフへと続くラインは実に魅力的ですが、これはダイナミックさを表現しています。
対するインテリアはと言うと、ダイナミクスとラグジュアリーを融合させています。
シートには、ダークブラウンのメリノレザーを採用。
ダッシュボードを中心として、カーボンファイバーが採用されており、アクセントとしてアルミパーツが配置されています。iDriveコントローラーはスワロフスキーガラス製です。
1999年に初代が生産を終了して以来、途絶えて久しい8シリーズですが、2018年に再登場することで、約20年ぶりに復活を果たすことになります。
今のところ残念ながらスペック等は非公開ですが、これは期待が高まりますね。(筆者には縁のない)BMWの最上級クーペですが、今からワクワクして来ますね!