BMWがアメリカ西海岸のペブルビーチで開催されたコンクール・デレガンスに、実に完成度の高いコンセプトカーを発表しました!
BMWのコンセプトカーと言えば、数か月前に「コンセプト8シリーズ」を発表していましたね。
創立100周年を迎えているBMWでは、“The NUMBER ONE>NEXT”戦略と銘打ち、ラグジュアリークラスで更にプレゼンスを高めることを目指しており、8シリーズはそれに資するモデル群であるとされていました。
BMW「Z4 Concept」は2018年に市販予定!
そんな「コンセプト8シリーズ」に対して、今回ご紹介するBMW「Z4 Concept」は、同車と同じようにダイナミックでありながら、ご覧の通り、よりコンパクトに纏め上げられています。
その完成度の高さは目を見張るほど。BMW自身も、2018年市販を見据えたコンセプトカーであると明言しています。
最新BMWの流儀に従うスピードスター!
フロントフェイスを見ると、かなり大き目のフロントグリルであることに気が付きます。
これは「コンセプト8シリーズ」と共通、最新BMWのデザイン処理を受けていることを表します。
乗車定員2名のスピードスター・ボディを有する本車両について、”BMW Group Design”副社長の”Adrian van Hooydonk”氏は、
「Concept Z4」は正真正銘のドライビング・マシンです。このシンプルなオープンボディはドライビングの楽しさとダイレクト感を享受するのに最適なのです。
と述べています。
「Z4 Concept」は、BMW伝統のロードスター・デザインに則ったエクステリアとされています。具体的には、ゆったりとしたホイールベースによるロー&ロングのボディがソレ。
ボンネットが短目にされた結果……
ドライバーは旧モデルと比較して、より車両重心に近くに着座することとなります。それにより「Z4 Concept」では、よりスポーティな、よりダイレクトなドライビングフィールを味わうことが可能である、とされています。
インテリアにも注目ポイントが!
さて、インテリアの画像も公開されています。旧モデルと比較して、かなり高級感が高められた感じがしますが、ここに一つ面白い工夫がなされています。それは……
ご覧の通り!左右のシートが別カラーとされているのです。それと同様に、コックピットもドライバー側がブラック、助手席側がブラウンにと、色分けがなされています。
実はコレ、単なるデザイン処理ではなく、ドライバーの”包まれ感”を大切にした結果なのだとか。
ドライビング・マシンを謳う「Z4 Concept」らしい処理と言えましょう。
確かに、この画像を見ると、なんだかドライビングに集中したくなる感じがします。
今回は、主にデザイン・スタディとして発表されたため、スペック等は未発表の「Z4 Concept」。価格帯を考慮しても、気になる方は少なくないのでは?続報が入りましたら、追ってご紹介しましょう!