先日、べスパのボディを流用したイス「SCHOOTER CHAIR」についてご紹介させていただいたが、今回はそのクルマ版的な再利用のお話をしようと思う。
単に廃車にするのはやりきれない!
愛車も古くなればいつかは壊れる。徹底的にレストアして蘇らせる方もいるだろうが、廃車にするという選択肢もあるハズだ。経済的、時間的、人それぞれに理由はある。しかし、単に廃車にするのはやりきれない!という方にオススメしたいのが、「Unibro Design」というオーストリアにある家具屋さんだ。
車のパーツが家具に生まれ変わる!?
この家具屋さん、何と古くなった車のパーツを改良して、家具にしてくれるのだという。写真はフォード「 ムスタング」のトランクリッドをテーブルにしたものだが、他にも様々な車種のパーツを家具へと再生させてくれる。
家具へと再生された例
アルピナのトランクリッドもテーブルとして再利用!
こちらはオペル・カデットですね。
エアクリーナーでランプとは、なんてオシャレなんだ!
モダンかつクラシカルな雰囲気がクール!
フォグランプもスタンドライトに!って、まぁこれくらいであれば想定の範囲内だが…。
スクラップとして鉄塊になるよりは、愛車を家具として再利用し、いつまでもともにありたいという方も必ずやいることだろう。デザイン的にもオリジナリティに溢れていて、どことなくお洒落だ。何よりも古いクルマのパーツは、それだけでも重厚感を漂わせてくれる。また、パーツ単体を取っておくだけだと家族に文句を言われる可能性大だが、家具として再生させれば、何も言われなくなるのでは?
ガレージや書斎などに置くことで映える旧車パーツを再利用した家具。一度は試してみたいものである。
というより、どこかクルマ屋さんで、こういったサービスをやってくれる方いませんかね?
参考 – Unibro Design