最高24億円!? 最近あったクラシックカーオークション7選!

5.1966年 Ferrari Dino Berlinetta GT Prototype

フェラーリ史上初のミッドシップ量産機となった「ディーノ206GT」のプロトタイプです。当時の「F2」の規則の変更を受け、エンジンホモロゲーションをクリアするためにフェラーリとフィアットが共同で開発した2.0リッター6気筒エンジンを積んだモデルです。

 

正確にはフェラーリではなく「ディーノ」というブランド名ですが、こちらの個体はまだプロトタイプなのでどっちともつかないですね。名前の由来はエンツォ・フェラーリの息子であるアルフレッド・フェラーリの愛称にちなんでいるそうです。

 

エンジンのコンディションもばっちりで、こちらの個体のオークション予想価格はおよそ2,000,000USドル(2億1,900万円)になるそうです!まさに物好き金持ちの道楽というべき価格ですね……

 

6.1964年 Ferrari 275 GTB Prototype

こちらの個体は、本来の生産ラインと販売コースから離れ、ラリーレースへの導入のために試験的にいじくりまわされたものです。1966年のモンテカルロラリーにてGiorgio Pianta氏とRoberto Lippi氏を乗せ、二人に「完璧な機体だ、改善する場所がひとつも思いつかない」と言わしめた逸品です。

 

元からロードカーとして設計されているため、従来のレースを想定して設計されたモデルと違って乗り心地や静音性がバツグンに改善されているそうです。

 

エンジンもピッカピカですね!こちらのオークション予測価格ではおよそ6,000,000USドル(6億5,700万円)にも上るとされ、今までご紹介した中でも随一のお値段です!

 

7.1956年 Ferrari 290 MM by Scaglietti

さあ、真打の登場でございます!かつてファン・マヌエル・ファンジオやピーター・コリンズなどの伝説的なレーサーが乗り込み、フェラーリを勝利に導いた伝説のレースカー「290 MM」です!

 

1957年に3.5リットルV12エンジンを積み、1961年まで現役でさまざまなレースに出場しては優勝をもぎ取ってきたこちらの個体ですが、その後1998年に3年間ものレストア作業を受け、2011年にファン・マヌエル・ファンジオ・パレードに参加しました。

 

2014年にフェラーリ・クラシケにより再度レストア作業を受け、2015年にアメリカ・アイランド・コンクールに参加しました。フェラーリの正式なレストアのおかげでパーツはすべて純正のレース仕様です。

 

こちらのFerrari 290 MMのオークション価格は本記事最高額の22,000,000USドル(24億920万円)!

とんでもない価格ですが、しかし数多のレジェンド・ドライバーたちが乗り込み数々のグランプリを勝ち抜きフェラーリ社による手厚いレストアを受けた伝説のマシンですから、これほどになってしかるべきなのかもしれませんね。

 

いかがだったでしょうか。後半などはもう私たちの知る世界を軽く飛び越えるフェチワールドが広がっていましたが、売り手が売り出すということはもちろん買い手もいるということ。この世界のどこかに、こんなクラシックカーを求めてやまない富豪紳士が暮らしているんでしょうね。

 

参考-HICONSUMPTION