昔の人が考えた近未来には、必ずと言って良いほど「空飛ぶクルマ」が登場しますよね。文明の進化は著しく、そろそろ本当に可能になるのではないかと囁かれて早数十年。いまだにクルマは空を飛んでいませんが、まずは手っ取り早く画像加工でタイヤを消すことで、見事にスペーシーなクルマに変身させたアーティストがいますので、ご紹介いたします。
また後半では、もしかすると2017年には本当に「空飛ぶクルマ」が登場するかもしれないという情報をご紹介いたします。
Flying cars(フライング・カーズ)
フランス人デザイナーのSylvain Viau氏が制作したこちらの作品。普通に撮影したクルマの画像からタイヤを画像加工で消すことによって、スペーシーな画像に仕上がっています。
ボディは現代のものでも、タイヤを消すだけで見事に近未来な画像に変身しております。しかも、最新の丸いボディよりも、一昔前の角ばったボディーの方がよりスペーシーに見えるから不思議です。
トランスフォームして空飛ぶクルマ”AeroMobile 3.0″
そしてこちらが2017年の販売開始を目指す、本当に空を飛ぶクルマ「AeroMobile 3.0」です。
カタチとしては、鳥人間コンテストに出てきそうな形状で一抹の不安を覚えますが、動画を観ると本当に空を飛んでいるのです!
このクルマの開発を進めるAeroMobil社のユライ・ヴァツリーク(Juraj Vaculik)氏いわく、翼をトランスフォームすることで200mの助走可能な滑走路があれば飛べてるそうです。燃料はガソリンで、満タンから700kmの飛行が、陸地を走るのみの場合は875kmも走行できるというから驚きです。
価格は1200万円を超えるようで、すぐに手が出るような代物ではありませんが、サクッとフェラーリが購入できる方であれば、意外と手が出ない価格ではないと言えます。
しかしこちらのクルマが販売されるまでには、安全面の配慮から飛行の際の規制、運転手(パイロット?)の資格など、まだまだ問題が山積です。
2017年か。まだまだ先のことか…。と思っていましたが、約1年半後には販売されるということですか! あと数年先まで販売延期になりそうな気がしますが、1日でも早く完成することを願わずにはいられません。
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