トヨタのeパレット的な!? ドイツ・ベルリンで自律走行型のバスが実証実験開始

自動運転はすでに公共交通機関でも実用化されるようになっています。夢のような話かもしれませんが、運転手を必要としない自立式・自動運転バスであるイージーマイル・EZ10は、すでに北米や豪州で公道を走り、今年8月には自動車大国ドイツ・ベルリンでも実証実験が開始!市民の新たな移動手段になりつつあります。

 

38万人以上が利用した無人自動運転バス・EZ10

フランスのベンチャー企業イージーマイル(EasyMile)は完全自動運転の無人バス「EZ10」を開発しました。

EZ10は8kWhのリチウムイオン電池と48Vのモーターを搭載したピュアEVで、6名の席が設けられ、乗員が立てば最大12名まで乗ることができます。

 

使用時には速度10~20kmで走行し、最高速度は40km/h、連続航続距離は最大14時間。一般公道を走行するため、前方に人や物を発見すれば自動で停止し、交差点では他車線からやってくるクルマが通りすぎるまで停車と発進を行います。

現在は16カ国30以上の都市で展開され、これまで38万人超が利用しています。

トヨタもモビリティサービス専用次世代電気自動車「e-パレット コンセプト」を考案していますが、イージーマイルはそれを早くも具体化したモビリイティです。

 

イージーマイルとはどんな会社?

イージーマイルはリジェ(Ligier)というミニバスメーカーとロボテック(Robosoft Technology PTE Ltd)の合弁会社として2014年6月に設立されました。

 

最初は、2015年にオランダ・ワーゲニンゲン大学と最寄りのエーデ=ワーニンゲン駅までの間7kmのルートを使用するため開発され、2016年12月にはアメリカ・カルフォルニア州にも試験的に導入。のちに、台湾、エストニア、ドイツ、イタリアなどに展開し、今年7月にはオーストラリアでも使用されています。

国によって若干仕様が異なりますが、EZ10を最寄りバス停までスマホで呼び出して利用できるため、地方に住むクルマのつかえない高齢者や身体障害者の方は病院や買物にいく新たな移動手段として期待が寄せられています。

 

無人自動運転バス・EZ10が千葉県でも利用されていた

DeNAは2016年8月1~10日の間、千葉県千葉市にあるイオンモール幕張新都心でのEZ10試験運転を行いました。

イオンモール幕張新都心では東京ドーム4個分の敷地をもつため、敷地内に専用コースを作り、お客さんの移動手段としてEZ10を利用。10日間で1,660名が利用し、走行距離220kmを達成し、試験期間中がトラブルはありませんでした。

 

もうすぐ無人バスが好きなとことまで連れてってくれる時代がやってくる

EZ10が日本でも実用化されれば、電車や路線バスが十分に整っていない地方の方の新たな移動手段として大いに活躍できるでしょう。

スマホで無人のバスが迎えに来てくれ好きなところまで連れてってくれる、そんな時代はまもなく訪れます。