「ゴジラ」の名は伊達じゃない!GT-RをSUVにしたら怪獣じみてきた

世界最速のSUVは何か?候補を挙げ始めると切りがありませんが、高級車やスポーツカーブランドの送りだすハイパワーSUVが大多数を占め、国産車は影をひそめてしまいます。

だったら発想を逆転させて、国産スポーツをSUVにカスタムしてしまえ!そんな妄想を具現化したカスタムカーが実は発売されているんです。

 

オランダ発のGT-Rオフローダー「ゴジラ2.0」

オランダの中古車販売店「Classic Youngtimers Consultancy(クラシック・ヤングタイマー・コンサルティング)」は、日産・GT-Rのオフローダー仕様「GODZILLA2.0(ゴジラ2.0)」を製作しました。

同店ではノーマルから前オーナーがカスタムしたものまで、さまざまなラグジュアリーカーを販売しているだけでなく、同時に自社でカスタム車の製作も行っています。過去にはオフロード化したベントレー「コンチネンタルGT」やランボルギーニ「ガヤルド」を製作したこともあり、GT-Rはその第三弾に当たります。

 

ゴジラとは海外で浸透しているGT-Rのニックネーム。由来は、GT-Rがスライラインだった時代に箱型の乗用車的なスタイルでありながらチューニング次第でスーパーカーにも勝る速さを発揮できたということから。その力強さへ敬意を表し、日本映画発祥の大怪獣「ゴジラ」と呼ばれるようになったのです。

GT-Rといえば日産の技術の粋を集めた究極のロードスポーツですが、ロードからオフロードへ縦横無尽に暴れ回る姿は、まさにゴジラというネーミングがピッタリです。

 

ありそうでなかったシャコ高GT-R!

まずカスタムで目を引くのは、ラリー走行時に似合いそうなサファリ柄のラッピング。ルーフにLEDバーライト、フロントバンパーにLED補助灯を装備。スペアタイヤを装備するルーフラックはラリー時によくあるタイヤバーストにも即対処可能です。

オフローダーに必要不可欠な高い車高は、120mmのリフトアップで実現。タイヤもオフロードタイプに変更されています。

さらに樹脂製のオーバーフェンダーを合わせることで、オフローダーとしての存在感が向上しまくりです。

 

世界トップクラスのSUVに引けを取らないパワー

ゴジラ2.0のベースは走行距離4万6,500kmのユーズドカーで、ノーマルで最高出力485PSを発揮するモデルとアナウンスされてるため、2009年または2010年モデルの様子。カスタムでは外装だけでなく、ブーストアップにより600PSまで引き上げられています。

550PSを発揮するポルシェ・カイエンターボ、650PSを発揮するランボルギーニ・ウルスと同等のパワーですし、世界最速SUVに十分立候補できます

 

まとめ:ゴジラ2.0はまだ買えるぞ!

2020年11月10日現在、クラシック・ヤングタイマー・コンサルティングのWebサイトではゴジラ2.0が売り出されています。価格は9万5000ユーロと、日本円で1,168万円です。

GT-Rのベースグードに相当する「ピュアエディション」の新車価格は1,082万円なので、10年落ちの中古GT-Rとはいえ、カスタム費用や話題性も含めれば、それ相応の価格といっていいでしょう。

 

逆に、世界に一台だけしかない希少性も加味すれば、案外安い価格設定かもしれません。GT-Rの新たな楽しさを具体化したゴジラ2.0。そろそろ日産もこういったハイパフォーマンスオフローダーを出したら、ブランド力の底上げに繋がるかも?

Classic Youngtimers Consultancy

公式サイト

池田勇生

池田勇生

バイク・クルマ・モータースポーツをさまざまな視点で執筆活動をしているフリーライター。特に80~90年代の旧車や2ストロークバイクが得意です。